159 王都生活21日目夜 龍肉
今回は赤羽根さん
「今日のこの肉やたらとおいしいわね。今日はあなたが作るといって手伝わしてくれなかったけど・・・。」
「この肉は、ご主人様の狩られた龍肉でございます。」
「だから、あっちで、男4人で騒いでるのね。」
「ご主人様の数少ないご友人様でございます。」
「あなた、結構いうわね。今井君には、友達いるんでしょ?ならいいじゃないの。本村君もなんか混ざってるし。ちょっと、ああいうのうらやましいと思うけど。」
「赤羽根様も混ぜればよろしいのでは?」
「そんなことできないわよ。リリアナとかなら混ざりそうだけど・・・あ、混ざってるし・・・。」
「そうでございますね。あちらはパーティーでこちらは、お茶会でございますね。私はお茶会のような雰囲気のほうが好みでございます。」
「そうね、私もお茶会のほうが好みだわ。」
「それは、よかったでございます。」
「何の話してるの?」
ジンジャーが話に入ってきた。
「いや、あっちの男連中とこっちでは質が違うなーって話してたのよ。」
「ふぅーん、まぁ、私もああいうのは少し苦手かな?騒ぐの好きじゃないし。」
「ジンジャー様もお淑やかが似合う女性ですので、あのようなバカ騒ぎはご主人様のような人しかできませんよ。」
「そうかな・・・リョウはお淑やかだと思うけどな・・・。」
「いや、今井君って結構騒いでるイメージあるけど・・・。」
「ご主人様に限ってお淑やかなはずがありません。ご主人様はよくトラブルの中心にいられるようなお方ですよ、そういうところがご主人様らしいのですが。」
「ジンジャーはお淑やかだから大丈夫よ。」
「そうなのかな・・・?」
「はい、その顔でしたら一発でご主人様は落ちます。」
「あら?もうすでに落ちてるんじゃないの?」
「そ、そんなことないわよ。リリアナのことも私のことも好きだって言ってただけ。」
「二股かけようってことね・・・どっちか選べないなんて・・・そりゃそうね。私選ベそうにないわ。」
「私は、別にいいのよ・・・。」
「おーいエーアイ。こっち来なよーついでにそっちの二人もー。」
顔が赤い今井君が呼んでる・・・。酒でも飲んだね。
「酒飲んでるの?未成年なのに・・・。」
「十分大人でしょ?シオリはちょっと謙虚過ぎよ。」
「はい、ご主人様、水です。」
「気が利くねー。ヒック。」
ヒックってこという人なんて滅多にいないと思ってたけど・・・いるんだ・・・。
「あなたは飲み過ぎじゃないの?」
「まぁ、すぐに元に戻るからいんだけど。じゃあ、戻るわ。」
「呼ぶだけ呼んで帰るのね・・・。」
「騒ぐの嫌いって言ってたじゃん。ついさっき。」
「もういいわよ。私寝るから。」
「寝るの?でも、私はもう少し寝れそうにないんだけど・・・。」
「ジンジャーは今井君と一緒にいたらいいわよ。あっちでリリアナもバカみたいに暴れてるし・・・。」
「わかったわ、お休み。」
「おやすみ。」
「これだから、健康女子は・・・。」
「何よそ。単に私はうるさいのが嫌いなだけ。」
この世界は魔法で音も消せるから生活するのは非常に楽なのよね。
私もそういう騒ぐのはきらいですね。騒ぐときは無茶苦茶騒ぎますが・・・。




