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交通事故で死んで女神に異世界に送られた3人は  作者: あかあめんぼ
王都生活編
15/957

15 ちょっとだけ怒ってました。

赤羽根さん視点。

朝早くから、何やら雷の落ちる音や、爆発音、叫び声や、話し声なんかもよく聞こえる。って状況で寝てられる人なんているのかしら。


「・・・。」


「先輩とリリアナのせいで、赤羽根さんが怒ってますよ。」


いや、あなたにもよ?何さらっと自分は悪くないとか言ってるの?


「そうなのか?そうなのかシオン?」


「赤羽根さんは怒ると話してくれませんよ。先輩の謝罪が起きるまでは・・・。」


今井君は本村君を見る。


「そんなに、期待の目でこっちを見ても何も起きないぞ?」


せめて、朝早くからごめんなさいぐらいは、言ってほしかったけど・・・。


「先輩の代わりに俺が謝罪しますよ。先輩の代わりに・・・。朝早くから騒がしくしてすいませんでした!!」


「シオン、リリアナも悪かったと思っておるのじゃ、本当にすまなかったと思っておるのじゃ。だから、せめて、せめて、リリアナだけでも許してくれんかの?」


「リリアナ、お前、何自分だけ助かろうとしてるんだよ。俺は一回も魔法使ってないぞ?むしろ一番うるさかったのお前だからな?」


「あれは、話の流れ的に派手な魔法とか打つ流れじゃなかったのか?」


「いや、どう考えても違うから、先輩が、逆立ちするぐらい違うから。」


「いや、言葉おかしいでしょ・・・。」


「リリアナはすごく悪かったと思うのじゃ・・・。許してくれんかの・・・。」


「別に私は怒ってないわよ・・・。」


「おお、本当か、さすがはシオンじゃ心が広いのう。」


「リリアナ騙されてはいけない。女はみんな怒ってても怒ってないというものなんだ・・・。ですよね?先輩?」


「うむ、俺はそう記憶しているぞ。」


「いや、怒ってないから・・・。まぁいいわ。リリアナ、バカ二人はほっといてご飯にしましょ。」


「うむ、そうじゃな。バカはほっとくに限るからのう。」


「先輩、リリアナに裏切られましたよ。先輩が謝罪すれば、こんなことには・・・。」


「・・・。いや、俺関係あったか?」


・・・確かに、本村君は何もやってなかったけど。


「別に、私は怒ってないから、バカ二人もご飯食べてよね。」


「先輩、先輩。」


「どうしたリョウよ。」


なにか、小声で話してる・・・。

男ってみんな内緒話が好きだったのかしら?


「なぁリョウよ、ツンデレとは何なのだ?」


「先輩何言ってるんですかー。先輩のけだものー。」


「ちょっと待て、デレのない、ツンデレ、というのは、そもそも、ツンデレというのか?」


そんなこと言いながら、二人は走っていった。


「のう、シオン、、ツンデレとは何なのじゃ?」


「今井君に聞けばわかるわよ。」


本村君はツンデレ知らないんだ・・・。かなり意外だったわ、本村君はエルフキタぁーとか、叫んでつぐらいだから、てっきりそういうのは知り尽くしてるのかと思ってたわ・・・。


「そうか、そうか、なら、リョウに聞きに行くとするかの・・・。」


リリアナも今井君を追いかけて走っていった。


「私も朝ご飯たべないと・・・。」


私は食堂に移動した。


「そうなのか?赤羽根のことをツンデレというのか?」


「先輩こういうの詳しいんじゃないんですか?赤羽根さん絶対そうですよ。」


あれって、私のことだったんだ・・・。

まだ、ドアの前なのにこんなに大声でしゃべってるし・・・。話題にされる側の身になってみなさいよ。


「お、シオンが来たぞ。」


リリアナもう少し早く気づいてくれればうれしかったけど・・・。


「そういえば、先輩は、あれ完成しましたか?」


「うむ、順調に完成しつつあるぞ。」


「シオンよ、今日は見て驚くといいぞ。」


「そう?楽しみしておくわ。」


「リリアナは、ユニーク魔法を完成させたのじゃ。リョウのおかげでじゃけどな!」


リリアナはこっちにドヤ顔をしてきてるけど・・・。

あなた、まだ見せてないよね?なんでもうすでにドヤ顔をしちゃってるわけ?


「じゃあ、先輩俺先に行っときますね。」


「うむ、俺はもっと食べてからいくのだ。」


この二人ってものすごい量食べるのよね、ご飯作ってる人がどんなに忙しいのか知ってるのかしら?おかげこっちは朝と夜は料理手伝ってのに・・・。


「じゃあ、リリアナも行くのだ。シオンはゆっくり来るといいぞ。」


「すぐに行くわ。」


リリアナクラスの人が編み出したユニーク魔法ってのがかなり気になるから早く見たいのよね・・・。


今回は本村君の特徴。


名前:

本村 竜司


特徴:

茶色めの髪と目。

見た目はかなりいいほう。


特技:

寝る。体を動かす。


得意魔法:

なし。


最近のマイブーム:

流星拳の強化。



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