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交通事故で死んで女神に異世界に送られた3人は  作者: あかあめんぼ
王都生活編
144/957

144 王都生活18日目夜 最終攻撃 その2

今回は赤羽根さん

「リリアナの一番槍じゃ!!」


「槍じゃくて蹴りじゃないの?あなたのその蹴り本当に強烈よ・・・特に超速の突くようなあの蹴りは・・・とてもじゃないけど、私も避けれないわよ。」


「いや、普通に避けてたのじゃ。何を言ってるのじゃ?」


「もういいわよ。」


「もういいのか?魔王はどのあたりにいるのじゃ?」


「あなたって本当に元気ね。ずっと北にいるわよ。」


「なんで北にいるのじゃ?」


「普通に考えて逃げてるんでしょ?」


「なにからじゃ?」


「さぁね。さっき遠くで爆発がしてたけど、もしかしたら、関係あるかもね。」


「ふうむ。」


「無い知恵絞ってるの?」


「あるもん、リリアナは賢いのじゃ!!」


「へぇ~、その見た目で?」


「シオンとあんまり変わらないじゃろ!!」


「私のほうが知性的で少し大人っぽいわよ。」


「そんなこと言っても、シオンはエーアイに比べたら、ずいぶんとお子ちゃまじゃ。」


「あれは別でしょ・・・ほとんど勝てる要素ないじゃない。もちろんリリアナもよ?」


「うっぐ・・・痛いところついてくるのじゃ・・・。」


「魔王は逃げてたみたいだけど・・・10魔将とかいうのも全部片付いちゃったみたいだし?」


「どうしてじゃ?あと一人残ってるじゃろ?ジンジャーだってまだじゃろ?」


「拠点にいた人たちの大半が攻撃に出てるのよ。エーアイともう一人誰かが、結構な速度で別々のルートで魔王を追ってるみたいだし・・・魔王、リリアナが付くころにはいないかもよ。」


「なに!?それはまずいのじゃ!!」


「ちょっと・・・あなたただでさえ速いのに・・・置いてかないでよ・・・ってもう見えなくなったし。」


リリアナの速度が以前に比べてさらに上がった気がするわ・・・追い付ける気が全くしない。後から追いつけばいいだけのことだけど。ほんとに妖精女王よりも超速の妖精にでも、名前変えるべきよ。マッハ出てるんじゃないの?


「後ろから結構な速さだけど・・・この二人でも今のリリアナのスピードの半分ぐらい?どんどん引き離していくわね。体力とかよく持つわね・・・。私じゃマネできないことね。」


私は常に、私のペースでいればいいだけだしね。

それよりも、魔王が逃亡って・・・なかなかにひどいものね。魔王ってフハハハハよくぞここまでたどり着いたな。誉めてやろう。みたいな感じでしゃべっておいて、最後は負けて倒されるものでしょ?逃げるなんて・・・さすがに情けないわね。そんな大人にならないようにだけ気を付けないと・・・。


「魔王が何かに囲まれている?おそらく、戦闘・・・でもこの感じだと魔族同士だと思うけど。」


メイドや犬耳の人たちも、魔族だったみたいだけど、こっちのは、敵の魔族って感じ・・・人間の敵の魔族で、魔王の敵?そんなの私は知らないというより覚えてないわね。関係ないと思ってたし・・・リリアナが危険だから、ちょっとはとばさないとね・・・次から次へと・・・。



18日目だけで30話こえてんじゃん・・・まじですか・・・・。

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