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交通事故で死んで女神に異世界に送られた3人は  作者: あかあめんぼ
王都生活編
14/957

14 リリアナの魔法練習に付き合わされました。

今回も今井君視点。

「先輩、先輩の言ってた時間ぐらいですよ?」


「もうそんな時間か?」


「先輩がこの時間に起こせというから起こしたんで、俺寝ますね。」


「うむ、朝早くに悪いな。」


先輩は何をするためにこんなに朝早くに起きる必要があるのかは知らないが、探る気はない。大体検討はついているし・・・。


「さてと・・・寝るか・・・。」


俺はもうひと眠りすることにした。


「リョウ・・・朝早くに悪いんじゃが・・・起きとるか?」


残念寝ることは叶わなかったようだ。


「うむ、俺はいつでも快調であるぞ!!」


「なんじゃ、リュージみたいな真似をして・・・。」


ちょっとふざけただけです。やめて、そんな頭の悪い子を見るような目で見ないで・・・。


「えっと・・・。まだ朝日が出たぐらいなのに、リリアナも修行でもするの?」


「リョウは、心が読めるのか?」


「心は、読めないが大体のことは見当がつく・・・。」


これは元の世界でもそうだったが、こっちに来てからかなり予測がつくようになった気がする。そういえばこっちに来た時から予測っていうスキルがあったな・・・。


「実はな、シオンから雷魔法や、磁気魔法といった変わった魔法を教えてもらったのじゃが・・・。」


「見てほしいのか?」


「シオンには内緒じゃぞ。シオンをびっくりさせるんじゃ!!」


発想はかわいらしいけど・・・。赤羽根さんはこうなることぐらいわかってそうだから、あんまり意味はないような気もするけど。


「まぁ、いいけど。俺は何したらいいんだ?」


「リリアナの魔法を見て感想がしてくれたらそれでよいぞ。」


「そうか、ならだいぶ楽だな・・・。」


先輩と比べたらだけどな。

先輩は魔法と体術を組み合わせるとか言ってたけど。昼に組手をすることになっている。

朝から練習をしただけで混ぜれるもんなのか?


「じゃあ、早く庭に行くぞ。」


「うむ、早くいくのじゃ。」


リリアナは小走りで庭に向かって走っていった。


「ちょっと待てよ・・・。」


俺まで走らないといけないじゃないか・・・。何が悲しくて朝早くから走らないといけないんだ?


「見て驚くといいぞ・・・。」


「大きな音の出る魔法は使わないほうがいいと思うが?」


「そうじゃったな、シオンが起きてしまうではないか。危ないところじゃった・・・。」


こいつ、今絶対、雷魔法でもぶっ放す気だったよな?


「では磁気魔法を見てもらうことにするかの・・・。」


リリアナは右手を地面につけた。


「どうじゃすごいじゃろ?」


リリアナの右手には黒くて丸いものに包まれている。


「砂鉄か何かか?」


「む?驚かすつもりじゃったのに知っておったか・・・。つまらんのう。」


「しかし、よくそんなものを赤羽根さんは覚えているんだな・・・。」


「シオリは魔法の才能があるからのう、シオリは絶対にS級魔導士になれると思うのじゃ。」


「S級魔導士ってなんだそれ。」


「そんなことも知らんのか?10人しかなることのできない枠があるんじゃ、その座を勝ち取るために、エルフやら、魔族やら、人族やらが魔法で戦うんじゃ。その上位10人がS級魔導士ということじゃ。」


「大会で、上位10番以内に入ればいいのか?」


「上位といってもトーナメントの上位じゃないぞ?何か、魔道具の一種で戦闘力を図るやつがあるんじゃそれの数値が高い上位10人がS級魔導士というわけじゃ。」


「赤羽根さんってそんなに強いの?」


「今は、まだ、S級魔導士には程遠いが、ただのエルフよりは強いじゃろうな、うまく魔法を扱えればのはなしじゃが・・・。」


「戦闘力は何を基準にしてるんだ?」


「そんなことも知らんのか・・・。」


「面目ない……。」


「まぁ、いいじゃろう。戦闘力とは基本的には、魔力許容量、判断力、知力、武力、だったかのこれらの数値が関係してると聞いたことがあるぞ。」


「ちなみに、リリアナの戦闘力は?」


「リリアナはそんなに強くないぞ?そうじゃな・・・。戦闘力は図ったことがないからわからんが・・・。」


「わからないのか・・・。」


「いや、戦闘力は知らないだけじゃ・・・それ以外は図ったことあるぞ。確か・・・魔力許容量が18、判断力がC-、知力がD+、武力がE-じゃったと思うぞ。」


「確かになんとも言えないな・・・。」


おそらく、AかSが最高なんだろう。あまり強いわけではないっていうのは本当のようだな・・・。もう少し、具体的な数字とかなら、判断しやすいんだけどな・・・。


「この数値は、正直あてにならんがな・・・。」


「そうなのか?」


「うむ、魔道具で図ったわけではないからの。まぁ、リリアナはこのくらいだとおもうぞ?」


あまりあてにならんのかよ・・・。


「そうじゃ、リョウよこの魔法もすごいと思わんか?」


またリリアナの魔法披露が始まった・・・。


今回は赤羽根さんの特徴書いときます。


名前:

赤羽根 詩織


特徴:

黒髪黒目、髪は割と長い。運動するときはポニーテイルにしている。


特技:

料理


得意魔法:

雷魔法、磁気魔法、重力魔法等


最近のマイブーム:

新しい魔法の習得。


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