122 王都生活18日目昼 10魔将・邪魔と死食 その1
今回は本村君
「わざわざ、出てきたのか?幹部が?」
「幹部ではない、魔将だ。」
「将軍ってやつか!!」
「馬鹿な人間だ・・・。」
「よく言われるぞ。」
腕が6本もある魔族と、俺は対峙していた・・・。
「まぁ、お前はここで死ぬということだな。」
「それは困るな・・・やりたいことがたくさんある上に、俺はまだ、異世界チートをもらってないからな。」
「何を言ってるのか、俺にはわからないが・・・お前はここまでだな、ちょうどいい、あっちを見てみろよ。お前のたどる運命と同じ奴らだぞ。」
6本腕の魔族が指さした所には、2人の魔将がいた、聖騎士団長と副騎士団長のクビチョンパした瞬間だった。
「なっ!?聖騎士団長だぞ?」
「その程度はとるに足らない相手ということだ・・・こっちも4人近くやられてるようだしな。」
「10魔将とかだったな、恐ろしく強いではないか・・・。」
「4大魔将まで、出てきてるのだからな、ちょうど、聖騎士団長の相手をしてるのが4大魔将だな。あいつ等は桁外れだ・・・すでに2人やられてるようだがな。」
「こっちにも、ヤバいのがいるってことだな。」
おそらく、リリアナちゃんと赤羽根とリョウか?
「まぁ、後で片づけるがな。」
6本腕の魔将がその6つの腕で剣を握った。
「とうとうやるわけか・・・。」
6つの変幻自在な、攻撃を見事に受け流す。
「意外とやるようだな。」
「それは、こっちのセリフだ。『流星剣』」
剣に夜空のようなオーラが纏わりつく。
「剣の強化か・・・剣もそれなりにいいものを使っているようだな・・・。俺の6つの剣は全て魔剣だ。」
魔将が構えをとると同時に、魔将の剣から、6つの別々の炎のようなものが纏わりついた。
「それが魔剣ってやつか・・・もっとおぞましいものかと思ってたぞ。」
「6つの属性だ、それなりにおぞましいとは思うがね。」
「あいにく6つの属性すべて使えるのでね。」
魔力許容量が現在5まで成長はしているが、供給は全て1でしか魔法は使えないからな・・・俺は。
「とりあえず、『火魔法・火の弾丸』」
「ファイアーボールにひねりを加えたってわけか。だが、その程度では、俺には効かんぞ。」
6本の剣で斬り裂かれた。
「魔法は得意分野ではないのでね。」
魔将の腕を1本斬り落とすのに成功した。
「なるほど、油断したか・・・。」
「ずいぶんとてこずってるように見えるぞ。」
「グールか・・・どっかで人でも食ってろ。」
「副騎士団長はまずかったな。」
殺された副騎士団長は食われたのか・・・。
「で、お前はてこずってるように見えるから手伝おうか?ヘンドレンス?」
「いらぬ世話だ。」
「グールよ、ヘンドレンスの意思に従おうではないか?」
「ん?お前がそういうならやめておくか。」
灰色の魔将の次は、おそらく4大魔将のお出ましか?骸骨が鎧を着ただけみたいな感じがするが・・・かなり強そうだな、スケルトンナイトってところか?RPGとかの雑魚キャラと変わんないでしょ?あ、ボーンナイトってのは、強かった気がするな・・・。
「3対1ってか?さすが魔王の手下、やり方が汚いな。」
「やっぱり手伝うじゃなくて、俺がやるからな。」
「グール、俺の邪魔するな。」
「3対1でも俺は構わないぜ?」
死食といえばグールって私だけなのかな?




