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交通事故で死んで女神に異世界に送られた3人は  作者: あかあめんぼ
王都生活編
110/957

110 王都生活17日目昼 リリアナの我儘

今回はリリアナ視点です

「ってことがちょっと前にあった。」


「トラウマってなんじゃ?」


「嫌なこととか、思い出したくないことってこと。」


「嫌なことかあったのじゃな・・・。」


「内容は言えないけどな!」


「そうじゃな・・・リリアナがあいつを倒すのじゃ。」


「え!?やめとけよ・・・。」


「もう決めたのじゃ。あいつは、リリアナが倒すのじゃ!!」


「もういいよ・・・。」


「わかってくれたのじゃな!!」


「・・・そういうことでいいよ。」


「そうじゃな、それでいいのじゃ。」


「それでいいって・・・。」


「リリアナが嫌なこと全部引き受けるのじゃ。」


「エーアイと似たり寄ったりなことを言ってるな・・・。」


「エーアイもこんなこと言ってたのか?」


「そうだね、似たようなことを考えてると思うけど。」


「じゃあ、吸血鬼はリリアナのものと伝えてくるんじゃ。」


リリアナは小走りでエーアイのところへ走っていった。



「ってことがったのじゃ、吸血鬼はリリアナの宿敵じゃな!!もらうのじゃ!!」


「よろしいのでしょうか?」


「なにがじゃ?」


「ご主人様なんかのために、リリアナ様が、戦われるなど・・・」


「大丈夫じゃ!!エーアイは知ってるのじゃろ?リリアナは一度すでに戦ってるのじゃ。」


「ですから、私は、ご主人様のために戦われる必要はないかと・・・リリアナ様も、ご主人様も、私が、お守りしますので。」


「リリアナたちは、エーアイが思ってるほどやわじゃないないのじゃ。」


「それは、私も存じておりますが・・・。」


「仕事ならば、気にする必要はないのじゃ、リリアナがあの女の担当じゃ。それで問題ないじゃろ?」


「それを、ご主人様が許可されているのであれば・・・私は、大丈夫です。」


「うむ、それでいいのじゃ。」


リリアナは、あの吸血鬼には負けるわけはないのじゃが・・・あいつのリョウを殺すっていう言葉を許してはおけないのじゃ、リリアナにも許せないことの一つや二つぐらいはあっても、おかしくはないのじゃ。


「ご主人様は、本当に良いご友人に恵まれているのですね・・・。」


「どうかしたのか?もしかして、リリアナのやさしさに泣いておるかの?」


「泣いてはおりませんが・・・、でも、うれしいのは事実ですね。」


「素直じゃないのじゃな。」


「そうですね。私は素直じゃないですね。」


「少しはリリアナを見習うといいぞ。」


「もう少し、我儘になれということでしょうか?」


「ち、違うのじゃ!!リリアナは、我儘じゃないのじゃ!!」


「自覚があったのですか・・・。」


「ない!!ないのじゃ!!我儘じゃないのじゃ!!」


「どんな我儘でも、ご主人様は、聞いてくれますよ。」


「そ、そうなのか?ならば、問題ないのじゃ!!」




最近忙しくて・・・すいません

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