表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
交通事故で死んで女神に異世界に送られた3人は  作者: あかあめんぼ
王都生活編
105/957

105 王都生活16日目夜 リリアナvs女吸血鬼 その2

今回もリリアナ視点。

女吸血鬼が新しい赤い槍を更に生み出した。


「あの男を殺すために私は強くなった・・・。あなたには自分の超えるべき壁はあるのか?」


「リリアナに超えられない壁はないのじゃ。つまり、ここで、お前にやられる気もないってことじゃ!!」


「相変わらず、生意気な小娘・・・。死ね。」


女吸血鬼が魔法を使うようじゃな・・・見たところ、6属性の魔法ではないようじゃし、ユニークじゃな。


「魔族はユニーク魔法を使える輩が多いと聞いていたが、こうも目の前で見たこともない魔法を使われるとは・・・厄介じゃな。」


「小娘のくせに、割と知識はあるようだな。」


「お前こそ、見た目だけ、大人ぶってるだけじゃ。リリアナのほうが大人じゃ。」


「どうせ、お前はここで死ぬ・・・無駄なあがきはやめることをお勧めしよう。」


「いやじゃ!!」


なんで、リリアナがそんなわけのわからんことをしないといけないのじゃ?リリアナは負ける気はないのじゃ。


「『血魔法・ブラッディー・バレット』」


「『光魔法・サンシャイン・バレッド』」


赤い魔法の弾丸と、リリアナの光の弾丸が激しくぶつかり合う。


「あなた、やっぱり生意気・・・殺す。」


「お前はさっきから殺すしか言っておらんが口だけじゃな。リリアナはそんなことでビビったりしないのじゃ。」


「っ!お前殺す!!」


女吸血鬼の槍は、リリアナに当たることなく、リリアナにすべて躱される。


「ほれ、当ててみてはどうなんじゃ?」


「お前、その程度で、威張るな!!」


「じゃあ、当ててみるんじゃな!!」


女吸血鬼はどうやら、怒ると我を忘れるタイプじゃな。この程度のやつにリリアナは負けたりしないのじゃ。

女吸血鬼の攻撃は一切当たることはなく、すべて、リリアナに躱される。


「お前、よけてばかり、そんなので、私を、倒せない!!」


「お前のほうが生意気じゃ!!」


リリアナの超速度の蹴りが女吸血鬼にヒットした。


「っ!?お前の攻撃、弱い、私には、効かない。」


「・・・、お前の攻撃は当たりもしないのじゃ。そんなので、リリアナを倒せるわけがないじゃろ?」


「お前の、攻撃、いたくない、お前、弱い。」


こいつは最初にあった時と随分と違う感じがするのじゃが・・・。


「リリアナはお前なんかに負けるわけないのじゃ。」


リリアナの蹴りが女吸血鬼の顎にクリーンヒットしたが、吸血鬼はひるむ様子もなくただ、どこかを見つめていた。


「なんじゃ?戦意喪失か?ならば、さっさと消え去るとよいぞ。」


「おまえ、ごときに、逃げる必要、ない。でも、まだ、お前に勝てない。」


「ならば、さっさと消えろ。リリアナも眠いのじゃ。」


「・・・。お前、弱い、でも、まだ、私では勝てない・・・。お前、次ぎあうとき、あの男の次に殺す。」


その一言を残して、女吸血鬼は飛び去って行った。


「あれはなにがしたかったんじゃ?」




1時間の遅れすいません

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ