104 王都生活16日目夜 リリアナvs女吸血鬼 その1
今回はリリアナ視点。
「リリアナ様はこんな夜遅くにどちらまで?」
「目が覚めてしまったので、ちょいと散歩・・・というより、ちょっと運動をしてくるのじゃ。」
「夜は危険ですので気を付けてください。」
「大丈夫じゃ。エーアイは心配性じゃな。」
リリアナは妖精化を使って、空へと飛んだ。
「今日はきれいな星空じゃな。」
星空の中を飛んでいてたら、いつか眠たくなるじゃろ。
「遠くのほうから、何かが飛んできてるようににも見えるのじゃが・・・気のせいかの?」
リリアナの見たそれは、気のせいではなかった。
黒い羽と赤い目、薄ピンク色の髪の毛じゃろか?おそらく女がこっちのほうへ向かって飛んできた。
「ちょっと待つのじゃ、お前は誰で、何の用があってここに来たのじゃ?」
「私に口答えするとは、随分生意気な小娘ね。私は見てのとおり急いでいるのよ。」
黒い羽、赤い目・・・吸血鬼ではないのか?
「お前は吸血鬼じゃな?吸血鬼が王都に何の用じゃ?」
「王都なんかに用事はない。王都にいるやつに少し用があるだけ、だから、そこをどけ。」
「意味が分からんのじゃ。」
「黒い髪の槍使いに用があるといえば通してくれるか?これ以上は話してやらんが。」
「ますます、通すわけにはいかないのじゃ。」
「わからずやな、小娘だな・・・。私は急いでいるのだ。どけ。」
「黒髪の槍使いなど、リョウのほかにはいないのじゃ。だからこそ、どくことはできないのじゃ。」
「ん?お前あいつの知り合いか?」
「知り合いも何も、リリアナの将来の夢はリョウのお嫁さんじゃ。まさか、お前もじゃったのか!?」
「どんだけ、めでたい脳みそしてるんだか・・・だけど、あいつをただいたぶるよりも面白そうなのに出会えて幸運だったわ。あなたのそのきれいな腕や足を引き裂いた状態であの男に見せつけたらどうなるのか・・・。あなたは気にならない?」
「気持ち悪いことをいうのじゃな・・・。リリアナはそんなのになりたくないのじゃ。」
「そう。せめて、つらい目を合わずに殺してあげようと思ったのに・・・。」
吸血鬼が、赤い槍を構えた。
「なんじゃ!?戦う気か?」
「あら?それ以外に今の状況がわからないの?生意気な小娘なだけあって、ほんとに生意気ね。」
「言ってる意味がわからないのじゃ。」
「わからなくて結構。」
吸血鬼が槍を投げてきた。
「おわっと、危ないのじゃ。今のはリリアナじゃなかったら死んでたのじゃ。」
「ふーん、あなたも結構できるのね。」
「リリアナは強いのじゃ!!」
リリアナと女吸血鬼との戦闘が始まった。
遅れてすいません。もう一つ頑張ります。




