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交通事故で死んで女神に異世界に送られた3人は  作者: あかあめんぼ
王都生活編
1/957

1 交通事故で死にました。

誤字があっても許してください。

俺は死んだのか・・・。


「貴方達三人は死にました。」


ああよく聞くやつだわこれ。とか思ってたけど、実際会ってみると他の二人には悪いが笑える。


そんなことを考えていたらやはりみんなはどう思ってるのか気になってきて、気づかれない程度に横を見る。


ずっと泣いてる女に、やけにうれしそうな男・・・なんでうれしそうなんだ?


まぁいいかとか思ってたらまた


「貴方達三人はしにました。」


「やっぱり俺、勇者になるすんすか!?」


随分となめたこと言ってんなあいつ、バカなのか?そうだバカなんだ。


しかし本当に死んでしまったのか・・・なんでだ?


「そこの貴方だけは死んだ理由がわかってない様子なので教えてあげます。」


死んだ理由マジでわからないんだよなぁ、街中で死ぬことなんてあるのか?とか思ってたら教えてくれるのか。マジ親切じゃん。


「事故にあって死んだろ?お前らも誰かを助けて死んだんじゃないのか?」


こいついい人すぎるでしょ。ふつう助けるなんて考えられないんだが・・・。


「そうなの・・・か?」


とりあえず間抜けな返事をしておく。


「違うのか?まぁ俺は、選ばれし勇者様なんだよ。お前らはそのお供ってとこか?」


やはりこいつはバカなようだ・・・かわいそうに。


「選ばれたというより、偶然、目に、入ったら、貴方達が、運悪く、死んだ、ところでしたのでここにお連れしました。」


どうやらこの女神さんもこいつのことバカ認定したらしい。なんて人間らしい神様なんだろう。


「でも、選ばれたのは事実!俺は選ばれし、一般市民なのだな!」


随分と元気な奴だ、死んだことはどうでもいいのかよ。そういえば、死んだんだったな。こいつのせいでなんか調子が狂うな。その点あっちの女子はずっと泣いてるな。


「やっぱり、異世界か!異世界なんだろ?」


こいつは本当に死んだこと理解してないのか?まぁ俺も死んだくせにずっとこんなたいどだしな。


「貴方達からすれば異世界といえるでしょう。貴方達は今から来てもらいます。」


「しゃああああああああ!!」


こいつまじでうるさいんだが、例えるなら耳元で動物が騒いでるような感じか?


「・・・私行きたくない。」


泣き止んだと思えば次は反抗するのかこいつは・・・女神相手に反抗するとかこいつ・・・


「貴方達はもう死んでいるのです。帰るところはありません。」


ん?少し疑問があるな。本来死ねばどうなるんだ?聞くか。


「本来死んだらどこに向かうんです?」


「死ねばその世界のシステムにのっとりその魂は次なる命を、精神はその世界に残ったり、別の世界に向かったりと、肉体は、消滅します。」


さらっと教えてくれた。


「はいはいはい!異世界ってどんなとこですか?」


「貴方達の世界では化学によって進歩したように私たちの世界ではスキルによって生活をしています。」


よく聞くパターンですか。まぁ、教えてくれるだけましってとこか。今時、勝手に異世界に呼ばれて勝手にしとけってのもあるしなぁ。


「もう、時間が来ましたので。」


「よっしゃああああ、やってやるぜええええ!!!!」


「貴方達に良き人生を」


「地面に魔法陣みたいななのが出てきたぞ。かっけぇぇぇぇ!」


こいつらと一緒に行くのかよ。まじかよ。すぐに死ぬんじゃないのか?最悪だよ。


「・・・。」


あっちの女子はずっと黙ったままだな。同じ死んだでも、死んだことを知ってるのと知らないのは全く違うよな・・・。



主人公などの名前は次でわかります。


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