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物語の終わり。

最後の最後。


彼等の末路。


きっと、終わりなんてこんなもの。







みんな忘れ去った頃。







「ん、これは・・・。」


掃除をしていた私の目にとまったのは、一冊のノート。


「随分、古いノート・・・。」



ペラペラとページをめくると、そこに書いてあったのは、


「あの事件の・・・。」



あの最悪な事件の私が興味本意で調べたことを記したノート。



「・・・青菜由織、」



青菜由織。


当時16歳。10歳の時に交通事故で両親を失う。


その直後に同級生であった月仲市音の心無い一言により精神に異常をきたし、精神病院に入院。


その後、叔母に引き取られ、高校に入学。


恋人の西川優に近い関係、もしくは好意を寄せている女性を次々と殺害する。


西川優の幼馴染み、白池鈴花を入院中の病院で殺害したあと、病院が通報して捕まる。






「・・・そんなことも、あったわね。」



この子がどうなったかは、私は知らない。


この子の恋人、西川くんとも、あれっきり会っていないし。



彼女がやったことが、正しかったかなんて分からないし、愛だったかも知らない。




だけど、もう全て終わってしまったことだ。


私にとっては。


彼等にとっては、終わっていないのかもしれないけれど。




だから、取り敢えずこの話はここでひとまず終わろうと思う。



「彼、今どこで何をしているんでしょうかね。」





幸せなのか、そうでないのか。



私はもうそれを知るよしもない。


















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