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愛と幸せ、交わる感情

私の、精一杯の愛を伝えた。


結果なんて、分かってた。


私は恐れた。


彼に、もう笑えないんじゃないかって。






彼女の居場所。


彼の居場所。


二人の居場所は相容れない。






結果から言うと、私の告白は、受け入れてもらえなかったのだろう。



あいつの返事は、とても優しかったけど。



逆にそれが私の精神をえぐると、分かっているのだろうか。





「・・・ふるなら突き放してほしいなんて、」


わがまま?



・・・・・・・きっと、傷つきたくないだけだ。私は。




_______________________



「好き、なんだ。」


「南、先生?」



戸惑ってる、相変わらずわかりやすい。




「頑張りすぎてるあんたを、私は見ていられないの・・。」


「・・・。」


「だから、私は・・・・、」




「僕は、もう大切な人が、いなくなってほしくない。」


「え、?」



「僕と先生がそんな関係になったら、青菜さんが黙ってない。」


「私は別に、」


大丈夫、なのに。



「・・・ありがとう、先生。」



「・・え?」



「いつも、僕に幸せをくれて。」




涙が、出そうになった。




私はきっと、彼を困らしているだけなのに。




ありがとう、なんて。





「・・・あんた、優しすぎよ。」


「そうですか?」


「そうよ。・・・・今言ったことは、冗談だから。」


「・・先生・・。」


「だから、気にしないで。」



背を向けて、私は彼に言った。



きっとこれは逃げてるだけなんて、知ってる。



こんなことしたって、もう冗談になんかならないのに。





「・・・そう、ですか。」



きっと、分かってる。



彼は、これが冗談じゃないって。



「・・・・・先生。」



きっと、もう、私たちは。




「冗談でも、ありがとうございます。」




「・・・・・え、?」





「好きって、言ってくれて。」




「っ、だけど、」




「先生はやっぱり、僕を幸せにしてくれますね。」





彼がいなくなるまで、私は彼の方に顔を向けることができなかった。






「もう、なんなのよ。」


火照った顔で、私は呟いた。



やっぱり彼は、優しすぎる。




帰り際に、また来ます、なんて。




嬉しいけど、痛い。





傷つきたくないとか、突き放してほしいとか、嬉しいとか、痛いとか。




そんなことを考えて、泣いている私は。




なんて面倒くさい女なんだろう。















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