表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/23

君と二人で 6

俺の住んでいるここは一見古ぼけたアパートで人が住めるのか?と疑ってしまうようなところだ。だが内装は普通のアパートとそれ程変わりはなく、それなりの広さと清潔感がある。

玄関を入ってすぐ左手に小さめだが料理をするのに十分の広さがある台所。玄関を真っ直ぐいけば俺がさっきまでいた部屋、広さが十二畳あり男の一人暮らしにしては少し広い。

まぁ、俺の場合は本棚が壁に並んでいて一回りほど狭くなってるけど。それでも狭いとは思わなくて俺は全く不便じゃない。寧ろ少し広いと思ってるぐらいだ。

んで、この部屋を入って左側には洗面所とかがある。ちなみに風呂にはシャワー付きと見事なまでにボロい見た目を裏切っている。見た目築半世紀以上って感じなのにね。

部屋の間取りはこんな感じで親から仕送りされているということもありよく本である苦労学生ではない。どちらかと言えば裕福な家庭で未だにバイトをしたことがない。バイトがしたいなんて親に言えばじーちゃんの時計屋の手伝いをさせられるに決まってる。それなら子供の頃嫌という程手伝ったから今はもうやりたいとは思わない。てかやりたくない。

俺不器用だから時計弄んの苦手なんだよなぁ。

うちの親は変な所で過保護だ。大体この大学に通うことにした理由も単純すぎる。

普通、男より女の方が親からしたら可愛いものだから智祈の方を大事にするはずだ。なのに俺の方が可愛がられてる。

むぅ…確かに俺の方が精神年齢低いけどさ…

いっそ俺が弟でも良かったな、と思う時が少なからずある。智祈はお姉さんキャラだから。実際は妹ってとこが良いのだろうか…うーん……ギャップか…。使えるが…王道になりそうな予感。

途中から小説のネタについて考えてしまっている。頭が右に傾く。

うはっ!シャワーの水が耳に入った…

今シャワーを浴びてるって事を完全に忘れてた…。小説の事になると周りが見えなくなる。そのせいで今までいろいろと被害を受けている。…自分が悪いんだけどね。

考える時の癖でよく頭が傾く。それに気付いたのは数ヶ月前とごく最近だ。言われて初めてそういや視界傾いてんな、と思った。妹に指摘されてなかったらたぶん気付かなかっただろーな。

癖ってなかなか治らないから大変だよね☆でもそんな癖も妹が見つけた癖ならなおしたいとは思わないけどな!


そんなことを思う自分は本当にシスコンなんじゃないかと思う。…シスコンじゃないけど。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ