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君と二人で 23

お待たせしました!

いや、誰も待ってないか・・・


忙しくて次の投稿も暫く先になりそうです(´・ω・`)



これを読んで少しでも面白いと思ってくれると幸いです(*´ω`*)



誤字・脱字があったらすみません

あぁ、少しずつ思い出してきた。

俺もあの本の主人公にそっくりだった。

友達と呼べる人が一人もいなくて誰のためにもならない。生きている意味が分からない。そんな日の繰り返し。


独りはこわい。


「優くんって孤独を感じたことある?」

「はぁ?」

何気なく訊いたつもりだったが流石に本の内容を話してる途中に言うことではなかったようで怪訝な顔をされた。

「だからーその、優くんの周りっていつも誰かいるから…」

「そうだな…確かに俺には設楽がいたし一人になることは無かったな。」

「そりゃ付人なら無いっしょ」

「それならある」

まさかの即答!?ぼっち発言だけど何かかっこいい!

「そーいうとこがいいのかなぁー」

こういう事をさらっと言えるあたり優くんらしいなー潔さが良いのかなぁ

他人の意見なんてどうでもよくて自分のやりたい事をやる。嫌な言い方をすれば我が儘。

でも優くんはそーやって今まで一人でやってきたんだもんな。すげーよ。同い年だけど優くんは住む世界が全く違う。

そんな優くんと釣り合う智祈も俺にとってはすげぇけど。智祈がいなかったら俺は優くんのような人間に出会うことは無かったはずだ。だから智祈に感謝しないとな


「ま、俺には智祈がいたから優くんみたいにぼっちじゃないけどぉー」

「はッ」

鼻で笑われた。その上俺のことを見下したような目で見てる…

「ごめん。冗談。」

怖くて反射的に謝るとまた無視された。

「と、とりあえず話戻すわ。」

どこまで話したか忘れたから思い出そうとする。――…本の内容か!

「本な、タイトルだけでも思い出せるといいんだけど…」

「しょうがないよな、お前見た目からして頭悪いから…」

ついに憐れまれちゃったよ!どうする俺!?

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