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今日は『愛と希望と勇気の日』らしいっすよ。まじめな話。

作者: 秋葉竹


今日は、

愛と希望と勇気の日、

らしい。


羽川 愛さんと

月島 希望さんと

堀 勇気さんの

あの3人が初めて南極大陸で

出会った日

だったから

らしいよ、


ウソです。


いや、ウソなのは、

羽川さんと月島さんと堀さんのことで、

愛と希望と勇気の日というのは

ほんとうらしいですよ。


ほんとうは

1年前に置き去りにした

もう、死んだだろうと思っていた

あの、南極犬(って言葉ないよね?)の

タロ、ジロに

再会できた日。


それは、

身勝手だが人間から犬たちへの

愛が通じた日、だから。


それは、

なんとか生きていてくれるだろうという

希望が叶った日だから。


それは、

置き去りにされた犬たちの

勇気が確認できた日だから。


そんな奇跡のような

事象が起こった日のことを

我々日本人は、

けっして忘れないために


愛と希望と勇気の日


として人々の胸に刻み込んだ


いや、

刻み込もうとした。

あまり成功していないようで

私は、

今年初めてその日を知ったほど。


でもでも。

それは確かにほんとうの出来事で、

その感動を


ありがとう


の気持ち

を、

僕たちへ伝えるための

映画なんかも

作られたりした。


それがあの

ラスト高倉さんと犬との再会シーン、

涙なしには見れない名作

『南極物語』。


いや、

どんなに名作だろうが、

その映画を勧めるために

この文章を書いているんじゃなくて、

もう、なにもかもが終わったあとでも

愛と希望と勇気は

不滅だなぁ、と。


愛と希望と勇気の日には、

愛をだれに、

希望をなにに、

勇気をどこへ、

向けてそそげばいいのだろうか、

と。


皆さまに、

それを問いたいので

あります。


今日は、

愛と希望と勇気の《こころ》の

その存在を

再確認する日なのだから。

(という《日》で、いいんでしょ?)





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