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“異世界転生”

「あっ、目が覚めましたね。コホン。……はじめまして、白泉 光(しらいずみ ひかる)さん。色々と動揺すると思いますが、最初にこれだけは伝えます。あなたは、死にました」


 瞼を開ける、その動作が懐かしい気がした。

 もちろんそんなことはありえない。その動作は、人が生活するのに当たって、必要不可欠な行為だからだ。

 けれど──何故だろう。

 この時の俺は、この当たり前の動作が久し振りにやった気がしたのだ。

 声に従って恐る恐る重い瞼を開け前方を見据えると、そこには美しい女性が宙に浮かんでいた。

 その女性を一目見た瞬間、俺は彼女を表現する語彙力がないことをひどく後悔することになる。

 それでも──愚行だとしても俺はその言葉を探すことにした。探さなければ失礼だと思うから。

 まず上げるべきなのは、腰まで伸ばした長い髪。銀色のそれは一本一本が意思を持つかのような……そんな幻覚を見る人に与え、きらきらと光り輝いている。

 顔に浮かべているその微笑は、慈愛すら感じられた。

 鼻は筋がスッと通り小ぶりで、唇は綺麗な桜色。皺一つ無いその肢体は真っ白で病にかかっているのではないかと、そんな幻想を抱かせる。

 身長は宙に浮かんでいるから解らないが……大体160cmくらいだろうか。俺の予想が間違っていなければ、俺と同じくらいの身長だろう。

 胸はあまりないが……それでも女性が身にまとっている純白のワンピースからは確かにその二つの双丘を窺うことができた。

 だが、そんな“美”を形作っているパーツ全てを総動員しても、残る一つには到底叶いそうにもない。

 そしてそのパーツは女性の瞳。形は大きく丸く、色は髪と同じように……いや、それ以上の白銀。

 これほどの女性、これまでの生で会ったことは一度もない。


「綺麗だ……」


 知らず、俺の口からそんな掠れ声にも似た驚嘆の声が漏れた。

 いつまでもこの女性のことを見ていたい、そんな俺の願望はやはり願望でしかなく──いとも容易く破壊される。

 それも、目の前の女性によって。

 褒められ慣れていないのか、頬を朱色に変えた女性は慌てたように、


「あ、あの……、そろそろいいですか? 話を進めたいのですが……」


「あっ、はい。すみません。えっとまずはここはどこですか? いや、その前にあなたは誰ですか? それと、死んだって本当ですか?」


 この短い時間に多くの質問するのは失礼にもほどがあるだろうが、女性は余裕を取り戻し微笑を浮かべた。

 まるで、俺の反応には慣れていますとばかりに。

 そうですよね、一度頷いた彼女は右手の指をパチンと大きく鳴らし──その瞬間、どこからか一冊の分厚い本が出現する。

 その本の表紙には『白泉光の生』と書かれていた。


「それでは、一つずつあなたの質問に答えましょう。まず、私の名前はユミです。一応、女神になります」


「女神……? あなたが?」


「はい、そうですよ。証明しますか?」


「お願いします」


 本当に女神なら、ありとあらゆることが可能なはずだ。

 例えば、そうだな……。特に思いつかない。

 売り言葉に買い言葉で女神パワーを試そうとした数秒前の自分を脳内で罵倒している俺を尻目に、女神と名乗った女性はパラパラと手に持っている本を朗読し始めた。


「白泉光さん。西暦2020年、4月5日生まれ。血液型はA型で、家族構成は父、母、光さんの三人家族。趣味は読書。将来の夢はなく、高校には入学したけれど僅か一週間で登校拒否。ここ最近はネットゲーム──特にチェスに興じ、“Shine”というプレイヤーネームで君臨している……と、こんな感じでどうですか? まだ納得できないなら、光さんの初恋や過去を一から言えますが……」


「すみません、疑ってすみませんからそれ以上はやめてください。お願いします。特に初恋の話はやめてください」


 どうやらあの本には、タイトル通り“俺の人生”そのものが書かれているらしい。

 つまりは、俺の黒歴史を彼女は握っているわけだ。

 ユミ様に頭を垂れて降参の意を示すと、頭上からはやや焦ったような声が聞こえる。


「ご、ごめんなさい。傷をえぐりすぎましたね。……話を戻しますと、私は女神です。そしてここは天界です。死者の魂がこの地──天界に昇り、私たち神は死者を導くんです」


 なるほど、それなら納得できる。

 その決め手はやはり、目の前の光景だろう。

 本棚とパソコンくらいしか自分のものがなかった簡素な……それでいて満ち足りていた俺の絶対領域ではなく、広がっているのは“無”だけだ。

 本当に何もない虚無は、例えるならブラックホールのようなものか。

 天界というのは、このように閉鎖的な場所なのだろうか。

 だとしたらとても悲しいな。

 この空間にいるのは、俺と……ユミと名乗った女神様だけ。

 そして、ユミの言葉を信じるのなら──俺は死んだことになる。

 死んだ。

 だが残念なことに、俺はその“事実”を受け入れられなかった。

 なにも、ユミの言葉を未だに疑っているわけではない。

 彼女の表情、口調からはとても嘘をついたようには見えないし、先ほどの本の出方といいこの無限に広がっている暗闇といい、何もかもが地球では不可能だ。

 じゃあ……、死を認められないのかというと──そうでもない。

 頭は自分でも驚くほど冷静だ。

 どうにも俺は、こういった非常事態には活躍するみたいだ。

 もし災害が起きたら、すぐにやるべきことを選択し生き残ることができるだろう。

 ……いや、実際には解らないが。

 黙考している俺をユミは悲しんでいるのかと勘違いしたのか、俺の頭を優しく撫でてくれた。

 そして、衝撃的すぎる死因を、女神は口にする。


「あなたの死因は、……その、お母様による殺害です」


「えっ。ちょっ、ちょっと待ってください! 俺は自分の親に殺されたってことですか!?」


「……はい、そうです。光さんは結果的にはニート生活を送っていましたよね?」


「まぁ、はい。そうですね。でもこの生活は父さん母さんが──特に母さんが勧めてきたんですよ!? 『無理して学校に行くくらいなら、充分心も身体も休めてから行きなさい』 って言って……」


「最初はそうだったようなのですが……。ご両親の予想では、二学期の始まりには学校に行くだろうと考えていたようなんです。しかし光さんは食っては寝て、食っては寝ての暴飲暴食を繰り返し……。当然、生活費はかさばるばかりです。自分の世界に引き篭もっていた光さんは知らないかもしれませんが、毎日のように夫婦喧嘩をしていたようで……」


 その先は言わなくても解る。

 母さんは、我慢の限界で俺を殺したのだろう。耐えて耐えて耐えて、耐えきれなくなって、俺を殺したのだ。

 なら、仕方がない。

 死因は殺害だが、それは元を辿れば俺が招いたこと。

 殺されたって文句は言えまい。

 最後くらい、親孝行をしたかったがそれは無理なことだろう。何故なら俺は死んだのだから。

 それにしても……なんていい人だろうか、この女神は。

 俺のようなろくでなしにも優しく慰めてくれるなんて、正しく正真正銘の女神だろう。

 感動のあまり涙腺が崩壊しそうだ。

 ……泣くところを間違えているとは思うが。

 俺は未だに優しく撫でてくれるユミの手を取りながら、


「俺の死因は解りました。次の話をしてください。まだあるんでしょう?」


「察しがよくて助かります。えっとですね、話というのは頼みといいますか……」


「そんなに言いずらいことなんですか?」


「えぇ、まぁ……。頼みというのはですね……白泉光さん、あなたに異世界を救って欲しいのです!」


 コホンと咳払いをした後、ユミは手を合わせお願いしてくる。

 話を聞くと、地球から次元が二つから三つばかり違う世界では強大なモンスターがどこからか現れ、その世界をめちゃくちゃに荒らしているらしい。

 人類滅亡一歩手前な状態なわけだ。

 ゲームのような、そんなありえない話だ。

 ……あぁ、なるほど。

 よく理解した。

 つまりは、俺の生前の記憶を維持したまま別の世界に生き返る──いわば、“転生”をしてくれと、ユミは言っているのだ。

 “異世界転生”。それは一種の夢だと思う。

 神様に頼まれた人間は、チートを選び転生した世界で無双しハーレムを作る。

 そんな夢が、ロマンが俺の前に広がっている。

 手を差し出せば、俺はそれをつかむことが可能だ。

 それに確証はないが、チートももらえることはほぼ確実。何故なら、頼んでいるのは向こうであり、本来なら俺は、その頼みを引き受ける義務すらないのだから。

 それ故に、その立場を利用し“交渉”することができる。

 それなら──俺の答えは決まっている。

 ユミの言葉を聞いた時から、俺の答えは決まっていたのだから。

 俺は、ユミの綺麗な瞳を真摯に見つめながら、自身の答えを告げた。


「ごめんなさい、無理です」



 ─§─



「今、なんて言いました……?」


「ごめんなさい、無理です」


 恐る恐るといったように確認してくるユミに俺は、即答する。

 その返事に、迷いなど一切ない。

 最初は何を言ってるんですかあなたは……とそんなありえないものを見るような目で俺を見てきたが態度を変えないでいると、だんだん表情を青ざめていく。見ていて面白い。


「えええええええ!??」


 高いソプラノの声が辺りに響き渡るが、それに反応するものは何もない。

 ユミは俺から距離を取って後ろを振り返ると何やらブツブツと独り言を漏らした。

 普通だったら聞き取れないだろうが、生憎音を遮断するものがないのでその内容を聞き取ることができる。


「えっ、ちょっ、ちょっと待って。普通、彼くらいの年齢だったら異世界転生って言葉を出せば一もなく二もなくすぐに了承する……ってガイドブックにも書いてあったのに。やっぱりデタラメじゃないですかっ。……そもそも私はこんなの反対なんですよ。これまでに何人の人を送ったと考えているんですか。ぶっちゃけ、これ以上送ると対処に困るといいますか。いえそれ以前に、なんで亡くなった人を利用しないといけないんですかっ」


「あのー、ちょっといいですか?」


「……!? は、はいなんでしょう」


「取り敢えず、俺はこれからどうなるんですか?」


「えっと、ちょっと待ってくださいね……」


 そう告げると、ユミは今度は左手でパチンと鳴らし──次の瞬間その姿は無くなっていた。

 と、思ったら戻っていてその手には『白泉光の生』以上に分厚く古めかしい本が抱えられていた。

 かなりの年代物らしく、所々ページが破れている。

 地面にその巨本を置いたユミはペラペラと一ページずつ捲りながら、


「い、一時間ほど待っていてください! 確認しますから……」


 そんなページ数が多い辞典を、僅か一時間で読み切れるとは思えない。

 しかも捲る速度が凄く遅い。

 どれくらいかかるのか検討もつかないが……まぁでも、本人が言っているのだ。

 ここは辛抱強く、待つことにしよう。


 ──あまりにも暇だったので脳内で一時間数えていると、どうやらユミが探していた項目は見つかったらしく、13分57秒で決着はついた。


「ありました! ……えっと、『異世界転生を拒んだ場合、その人間をどうするのかは担当者が決めること。強制送還するもよし、地獄に送るもよし。あらゆることが許される。……ただし、記憶を持ったまま元いた世界に生まれ直すのは認めないし転移もさせない。全責任は担当者が持つこと』 ……らしいです」


 うわっ、中々に考えられているな。

 これを考えたやつは、大層頭がキレるのだろう。

 担当者……この場合はユミに裁量を委ねることで責任を彼女一人に負わせるとは、悪逆非道な行為だろうか。

 俺がそんな場違いなことを考えていると、ユミは涙目になりながら懇願してくる。


「あの、本当にいいんですか? 下界でいう人気のチートでしたらお渡ししますし……」


「いやいや、ごめんなさい。無理ですね。だって、部屋からろくに出なかった俺が明るい太陽の元で冒険なんてできるはずがないし、一般人の俺が行ったところでその異世界の助けになんかならないと思うんですよ。というかぶっちゃけ、戦うのが怖くて仕方がありません」


「うぐっ、えぇと……それじゃあどうしましょう……! 地獄に送るほどの悪行は一切していないですし、かといって無理に異世界に送るのは気が引けますし……。となると、残された道は本来の仕様である魂を浄化するというのしかないですけどもう一度死ぬことになりますし……それはあまりにも……」


 つまり俺は改めて死ぬらしい。

 改めても何も死んでいるので我ながらおかしいけれど。

 でも、自我を持ってるから今度は“死”が怖い。

 女神様もそれを解っているのか、うぅーんと首をひねりながら俺の処遇を考える。

 というか、地獄があるのなら反対のアレはないのだろうか。


「あの、天国はないんですか?」


「……? あぁ、天国ですか? そんなものありませんよ」


「えっ、ないの!?」


 敬語が抜けて素の言葉がでてしまうがそんなのどうでもいい。

 幸い、女神様も気分を害したようではなさそうだ。

 目を白黒させる俺に、ユミは懇切丁寧に教えてくれた。


「数百年前までは天国もあったようなのですが、なんでも定員数を超えたらしく……随分前に存在ごと消えてなくなりました。天国に昇れる条件はかなり楽なので、殆どの方がクリアしてしまうんです。それにほら、私たちもその方が楽ですし……気がついたら満帆でビックリしたそうですよ」


 そうですよ、ということは自分で見たわけじゃないらしい。

 女神様にも年齢があることがほぼ確定した瞬間だった。

 しかし困ったな。

 地球にはあの分厚いガイドブックによると戻れないらしいし、かといってもう一度死ぬ気にはさらさらなれない。

 仕方がない。あまり気が進まないが……ここは諦めてユミの提案通りに異世界に行こうかと考えを巡らしていると突然ポンと音が鳴った。

 顔を見るに、どうやらいい案が浮かんだらしい。


「光さん、でしたらここに残りませんか? ……いえ、正確には天界に移住しませんか?」


「それはありがたいですけど……あの、そんなことできるんですか? というか、天界に移住って、許されるんですか、そんなこと」


「えぇと、ですね……。本来なら光さんの言う通り駄目です。天界は私たち女神や天使、神が住むところですから。ですけどガイドブック曰く、『あらゆることが許される』 だそうですから、多分大丈夫でしょう」


 めっちゃ不安。

 というか、あらゆることが許されるとは……また適当な文章だな。もうちょっと考えろよと切実に思う。

 俺の不安が伝播したのか、何もない宙に目を泳がせたユミはまたも左手でパチンと音を鳴らし、この空間から消えた。

 誰かに許可をもらっているのだろう。

 左手は人の移動で……右手は物の移動といったところか。

 それにしても、殺風景すぎる。

 幸い俺がいる場所は何故かは見当もつかないが、柔らかく明るい光が差し込んでいる。しかし少しでも離れたら迷子になり、この虚無の空間を彷徨う屍になるだろう。


「暇だなぁ……、こんなことなら学校に行けばよかったかな」


 そう独り小さく呟くが、そんなことできるはずがない。

 だって、俺が通っていた高校には俺の居場所はなかったのだから。気がついた時には遅く、俺は独りになっていた。

 何を間違えたのかと問われると言葉に詰まるが──多分、最初の選択を間違えたのだろう。

 目が痒く貼ったのでごしごしと目元を拭い、再び前方を見ると、そこにはユミが戻ってきていた。

 どことなく嬉しそうなのは見間違いじゃないだろう。


「光さん、良かったですね。いいらしいですよ。上司曰く、『うーん、まぁいっか。ガイドブックにそう書いてあるし、いいんじゃない? それにしても異世界転生望まない子供も今どきいるんだねぇ』 らしいです。ちなみに、光さんが初めてらしいですよ、異世界転生を拒否したのは」


 俺から言わせれば、寧ろなんで嬉々として未知の世界に行こうと思えるのかが理解できない。

 本気で自分が世界を救えると思っているのだろうか。

 だとしたら、そう思える奴が心底羨ましい。

 右手をパチンと鳴らしたユミは、今度は紙とペンを取り出す。

 すらすらと文字を書き込んでいき、俺に手渡してくる。

 気を利かせてくれたのか、日本語で書かれていたので俺は脳内でお礼を言いながら音読してみることにした。


「えっと、なになに? 大半は日本の法律と同じだな。あっ、でもこれだけ違う。──『天界に住む以上は、働くこと。ニートは認めない』 ──あの、これって一体……?」


「天界では基本的に食い扶持は自分で稼ぐんです。私だって一応は女神ですが、これも仕事なんですよ。この仕事の内容は、“死者を異世界転生させる”っていう仕事でして。今天界で最も不人気なものなんです。ちなみに、今日から勤務しています」


 あぁ、うん。不人気なのは納得した。

 地球でいえば仕事の契約を組むようなものだ。まだそっちの方が色々と楽だろう。

 それにしても、今日から勤務だとは到底思えない。それだけユミの仕草には違和感がなかった。

 いや、ガイドブックを出していたから一概にそうともいえないが……。

 でも気になるのは、なんでユミはそんな世間一般から人気がない職を選んだのだろう。


「取り敢えず、移動しましょうか」


「あっ、はい。お願いします」


「ふふっ、敬語使わなくていいですよ。これから私たちは仕事のパートナーなんですから」


「えっ、それってどういう意味?」


「私がこの職に就いたのは、天界にこれ以上の職がないからです。もちろん、毎年歳をとる神がいるのでその分空きますが、それでもギリギリなんですよ」


「つまり、俺が就ける仕事はないと……?」


「はい、そうですね。ですが安心してください。私の職場──『人生案内』は何時でも空いていますから!」


「マジか……」


「それにこれは上司からの命令でもあります。『お前が決めたんだから、お前が管理しろ。取り敢えず、アルバイトにしておくから』 とのことでして……」


 俺が原因じゃないか!

 慌てて頭を何度も下げると、ユミは大丈夫ですからとあわあわと手を振ってくる。


「私としても、仕事に不安がありましたから! これから二人で頑張りましょう!」


 やばい、これはやばい。

 こんな女神様が本当にいたなんて……!

 そう言われたら、俺も覚悟を決めなくては。

 差し出された右手を、俺は掴んだ。

 この瞬間、俺の天界暮しが正式に決まり……人生発のアルバイト先が決まった瞬間でもあった────。

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