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最強竜騎士の学園生活  作者: ヨシ男
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第9話

「おはようクロエ。」

「ガゥ!」

「今日も可愛いな。」

あの日から数日がたち、より一層仲良くなった。1日の初めはクロエと挨拶をし、ご飯を食べに行く。最初は少しみんなから警戒されていたけど、今ではクロエに声をかけてくれる人も増えていた。

「サンドイッチと肉の盛り合わせをお願いします。」

「はいよ。」

「ありがとうございます。」

僕達の朝ご飯はこんな感じだ。クロエがどんなものを食べるか良く分からなかったので、ひとまず肉を食べさせたら喜んで食べてた。クロエが美味しそうに食べていたので特別に食堂のおばさんが多めに出してくれる。とてもありがたい。

ご飯を食べたあとはギルドを1周散歩する。クロエは今ではギルドのアイドル的存在だ。クロエが来るとみんな喜んでくれる。

散歩のあとは僕の特訓の時間だ。武器の練習、スキルの鍛錬、基礎トレーニングなどをする。クロエは部屋で留守番している。

今日も特訓をして、部屋に戻った。すると見たことの無い女の子が裸で座っていた。

「ご主人しゃま、おかえりなしゃい。」

「え?誰?」

「ご主人しゃま、酷いでしゅ。クロエでしゅ。」

「クロエ?君はクロエなのか?」

「そうでしゅ!ご主人しゃまのクロエでしゅ!」

「どうしてクロエが女の子になってるんだ!?

どどどどうしよう。ひとまず黒山隊長に報告しないと!」

僕は無線機を使って黒山隊長に報告した。

「黒鉄 竜牙です!」

「どうしたんだ?」

「クロエが女の子になったんです!」

「お前はバカか?」

「直接見た方が早いです!」

「…わかった」


****

霧島 香蓮


はぁ…いつもクロエとかいうドラゴンと一緒にいて最近竜牙くん構ってくれないな。今はどうしてんだろう?

「ん?あっ!この気配は竜牙くん!」

黒山の部屋に入ったけど、どうしたんだろう?

私は二人の会話を聞くためドアを少し開けた。「この子がさっき言ったクロエです。」

「な…なんでこいつ裸なんだ!?お前、まさかロリコン…?」

「あっ!服きてない!?」

「今気づいたのかよ!?」

「テンパってて、気づきませんでした…。」


…あの子誰?どうして裸なの?私の竜牙くんが…。


「ひとまず服を着させろ。」

「女の子の服なんて持っていないんですけど。」

「それなら霧島から借りてくればいいだろ。」

「そうですね。借りてきます。」

(ガチャッ)

「「「あっ。」」」

「この人誰でしゅか?」

「この人がさっき言ってた霧島さんだよ。」

「ご主人しゃまの彼女しゃんでしゅか?」

「!」

「彼女だなんてそんな///」

「…あっ、えっと霧島さんどうしてこんな所に立ってるんですか?」

「あっ!そうだった!竜牙くん、その子誰?」

「この子はクロエです。」

「クロエはドラゴンじゃなかった?」

「いつも訓練する時にクロエに留守番させてるんです。それで今日、訓練が終わったので自分の部屋に戻ったら、クロエが女の子になってたんです。それでどうすればいいか分からなかったので黒山隊長に聞きに来たんです。」

「ふ~ん。」

「霧島さんはどうしてこんな所に?」

「たったまたま通りかかっただけよ。」

「そうなんですか。あの霧島さん、クロエに服貸してくれませんか?流石にこのまま裸のままでは行けないので。」

「そうだね。このまま裸にさせるわけにはいけないね。取ってくるから少し待ってて。」

「ありがとうございます。」


****

黒鉄 竜牙


霧島さんが服を貸してくれたのでクロエに着せた。でもサイズがぜんぜんあってないので脱げそうだ。

「黒山隊長、クロエはどうすればいいですか?」

「ひとまず今までどおり世話をしてやれ。学園でもペットとして過ごしてもらう。」

「わかりました。」

「黒山しゃん、霧島しゃんよろしくお願いしましゅ。」

こうしてドタバタした1日が終わった。













次回からやっと学園生活が始まります。ぜんぜん決まってません。助けてください。

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