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最強竜騎士の学園生活  作者: ヨシ男
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第6話

学園に着くと係の人が待合室まで案内してくれた。試験は一人一人行うみたいだ。しばらくすると僕の番になった。

「どうぞ。」

「失礼します。」

「椅子に座ってください。」

部屋の真ん中に椅子が置いてあったので座った。

「お名前は?」

「黒鉄 竜牙です。」

「試験内容は初級魔法を1つとスキルを1つでいいですね。」

「はい。」

「まずは初級魔法をお願いします。」

「わかりました。」

僕は手に魔力を少し集め、ボールをイメージした。

「ファイヤーボール!」

すると手に球体の炎が作り出された。よし今までで1番綺麗な球体だ。

「次はスキルをお願いします。」

「わかりました。武器精製。」

そして僕は剣を精製した。

「これで試験は終わりです。結果は明日の正午に発表します。お疲れさまでした。」

「ありがとうございました。」

僕はその後部屋を出た。これで試験は終わりだ。一旦ギルドに戻ろう。


****


「黒鉄 竜牙です。」

「入っていいぞ。」

「失礼します。」

「試験はどうだった?」

「多分大丈夫です。」

「結果発表は明日か?」

「はい。明日の正午に発表するそうです。」

「わかった。」

「失礼します。」

部屋を出ると霧島さんが立っていた。

「どうだった?」

「多分大丈夫です。霧島さんが作ったチキン南蛮のおかげで今までで1番上手く出来ました。」

「それは良かった♡(ニコッ)明日合格発表あるんでしょ?」

「はい。今日はゆっくり休みます。」

「わかった。バイバイ。」

「さようなら。」



****


次の日



僕は試験の合格発表を見るため学園に向かった。結果は合格だった。

「ふぅ、良かった。」

合格していたので安心した。これで入学出来る。楽しみだな。

「おい!なぜお前のような平民が合格して俺様が落ちているんだ!?」

声がする方を見ると貴族の様な姿をした男が、男に向かって怒鳴っていた。怒鳴られている男は泣き出しそうだ。

「やめなさい。合格出来なかったのはあなたの実力がなかったからでしょ。」

赤い髪の女が止めに入った。

「なんだと!」

男が赤い髪の女を睨んだ。

「やめなさいと言ってるの。」

「誰に向かって口を聞いてる!俺様はリコラ・ラニエリ様だぞ!。」

「リコラ・ラニエリ?誰ですか?」

「お前絶対許せねぇ。」

リコラ・ラニエリは腰にかかった剣を抜き、赤い髪の女に向かって剣を振り下ろした。赤い髪の女も剣を抜いた。するとリコラ・ラニエリが使っている剣が折れた。

「な!?」

「まだやりますか?」

「覚えてろよ!」

そう言ってリコラ・ラニエリは逃げていった。

「大丈夫ですか?」

「あっありがとうございます!」

「どういたしまして。」

赤い髪の女は去っていった。こうして誰も怪我することなく終わった。








新キャラ、リコラ・ラニエリと赤い髪の女が登場。リコラ・ラニエリの出番は多分もうありません。

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