第5話
今回はいつもよりちょっと短いかも。
今日は入学試験の日だ。学園の場所はケンブリッジという国にある。ブラックファングの本拠地は極東にある和の国である。学園はブラックファングの本拠地に転移装置があるためすぐに着く。オスクロマタル学園には様々な国から子供たちが入学する。平民や貴族や王族まで、色々な地位の人が入学する。(和の国では貴族という地位はない)様々な国からこの学園に入学してくる理由は優秀な教師が多く、ケンブリッジの王バルトロ・シュビゲール陛下が差別をしないためだと思う。入学試験を受けるには推薦がなくては受けられないためある程度数は絞られる。入学試験の受付は7時から始まるが2時間の時差があるため少し早めに出発した。
学園の周りには沢山の店があった。受付が終わったら試験まで時間はあるだろうし後で見てまわろう。学園に着くと沢山の人がいた。こんなに人がいるところに来たのは初めてだ。
「受付はこちらです。」
僕は受付する列に並んだ。思ったより早く自分の番になった。
「こんにちは。試験を受ける人ですね?」
「はい。」
「こちらを記入してください。」
「わかりました。」
記入内容は名前、受けたいもの、試験方法の3つだ。受けたいものは遠距離武器や魔法。試験方法を初級魔法1つとスキルを1つと記入した。
「書き終わりました。」
「試験の予定時間は正午からです。遅刻しないでください。」
「はい。」
僕は朝ご飯を食べていないので街で食べることにした。街に行くと入学試験を受けると思われる人達がいた。何人かでグループを作っているところもある。僕はぼっちだけど…。しばらく進むと美味そうな鶏肉の店があったので入ってみることにした。味は流石学園の近くにあるためとても美味しかった(霧島さんが作ったものには及ばないけど。)時間はまだ2時間くらいあるためほかの店も見ることにした。ほとんどギルドの中にいたのでどの店も新鮮に感じる。ちょっと楽しい。試験の時間も近ずいてきたので学園に戻ることにした。
クラスはA,B,C,Dの計4つクラスがあり、クラス分けは実力がランダム、受けたいものは均等になるようにクラス分けをします