第40話
「クロード、何が目的だ?」
「いきなり担任の先生を呼び捨てとはな。
まぁいい。そもそも俺にわざわざ聞く必要なんてないだろ?
ギエルから話を聞いただろうからな。」
「…そうですね。
ではエミリーさんの相手であるクリスティさんはなぜあんな行動を取ったんですか?
何かしましたね。」
「 俺の仲間が催眠をかけたからな。
あと、こうやって話をして、時間稼ぎをしようとしても無駄だ。
外には今頃魔獣が暴れていて、お前みたいにまともに戦えるやつなんて、当分助けに来ないぞ?」
「…そうですか。」
「破壊尽くせ、ラヴァル。」
クロードは禍々しい悪魔のような姿になった。
僕はクロードから放たれる殺気により、今までにない程の緊張感が走った。僕の頬から汗が流れる。
「いくぞ?」
クロードが一瞬にして姿を消した。
後か!
僕は刀で受け止める。
刀と剣がぶつかった瞬間、衝撃が走った。
なんて力だ!
「ほう。これならどうだ?」
クロードは僕から距離を置いた。
「暗黒衝撃。」
グハッ。
僕は刀で、衝撃を受け止めようとしたが、吹き飛ばされた。
「暗黒炎。」
クロードは、壁に埋まってる僕に容赦なく魔法を放った。
このままじゃまずい!
「テレポート!」
テレポートを、使ったおかげで、避けることが出来た。
「1人で、フェンリルを、倒しただけはあるな。」
まずい、完全に相手のペースだ。
立て直さなくては。
「雷光!」
クロードに向けて、魔法を放った。
しかし、クロードは剣で魔法を斬る。
「やはりダメか…。」
上級魔法程度では、ダメージを与えることが出来ない。
時間さえあれば、あの技でダメージを負わすことが出来るが、クロードにそんな隙はない。
何とかして隙を作らなくては。
だがどうやって?
隙を作るような、魔法なんて持っていない。
一対一のため、仲間に時間をかせいでもらう、なんてことも出来ない。
一体どうすれば…。
「攻撃してこないのか?ならこちらから、いくぞ。」
クロードが、僕に向かって突っ込んできた。
この刀では、受け止めきれなそうだ。
「武器精製、炎龍 ヴォルガンゴート!」
2つの剣がぶつかり合い、激しく火花を散らした。
「まだまだ、こんなもんじゃないだろ?」
負けるわけにはいかない!
「うおおおおぉ!」
僕は剣に、渾身の力を込め、クロードを吹き飛ばす。
「なかなかやるじゃないか。」
ダメだ。
全然ダメージを、与えられてるようには見えない。
「どうすれば…。」
「竜牙くん!」
声がする方を向くと、霧島さんが立っていた。
「私が来たからには、もう安心よ。」
「霧島さん!」
「待たせたわね。黒山隊長には報告したから、もうすぐで来るはずよ。私も一緒に戦うわ。」
「助かります。霧島さん、時間稼ぎをしてもらっていいですか?」
「わかったわ。悟られるな、レヴィアハサン。」
「今度は霧島先生、あなたが相手ですか?」
「そうよ。覚悟しなさい!」
今のうちだ!
「武器精製、雷龍 迅雷輝刀!」
僕は刀を納刀し、神経を研ぎ澄ました。
「雷帝よ。」
竜牙の周りに、黄色い光が浮かぶ。
「我が身に力を与えよ。」
その光が、竜牙に集まる。
「解放せよ!抜刀術 、神威雷帝斬!」
その瞬間、眩い光が放たれた。
「グハッ!」
この戦いに終止符が打たれた。
書き方を変えました。(特に戦闘シーン)
少しは良くなっていますか?(´∀`)?




