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最強竜騎士の学園生活  作者: ヨシ男
32/41

第31話

黒鉄 竜牙


「オリヴィアさん大丈夫ですか?」

「……あっはい。大丈夫です。」

「お前が手に持ってる緑色の剣は…。まさか、あの時フェンリルを1人で倒した奴か!?」

「え?S級魔獣を1人で倒したのですか!?」

「俺はお前と1度戦ってみたいと思ってたんだぜ。」

「…。」

僕はあいつと戦うためオリヴィアさんを端に移動させようと抱き上げた。

「きゃ!」

「オリヴィアさんは端で見守っててください。」

「はい…。」

僕が運び終わるまであいつは待ってくれた。

「せっかく強そうな奴と戦えるんだ。いきなり不意打ちなんてそんなことしねえよ。」

「そうか。」

「俺の名前はギエル・エイマーズだ。短い間だが楽しもうぜ。」

「…よろしく。」

「手始めに、ウィンド。」

黒い風は僕に触れる前に止んだ。

「風龍の力を宿ってるからそんな風は効かない。」

「流石だな。ならこれならどうだ?エアースラッシュ。」

ギエルは黒いエアースラッシュを一気に10個発動した。

「一度に同時で10個発動するなんて…。」

確かに普通は出来ないが、たかが10個程度なら今の僕には関係ない。

「テレポート。」

「なに!?」

僕はギエルの後ろにワープした。

「くっ!」

ギエルは何とか致命傷を防いだ。

「危ねぇ。お前、次元魔法も使えるんだったな!ストーム。」

僕は1度後ろに下がった。

「手なんて抜いてる場合じゃねえな!ストームソード。」

ギエルの周りに風で出来た12本の剣が現れた。

「いくぜ!」

ギエルの周りに飛んでる剣が無数のカマイタチヲ起こした。僕はそれをすべて向かい打つ。

「ウィンドバースト!」

「雷光。」

2つの魔法は消えた。するとさっきまで前にいたはずのギエルも消えた。僕は振り向きながら剣を振った。

「グハッ。」

「見えてないとでも思ったのか?」

「化け物すぎるだろ。だがこれでお前は終わりだ。サイクロンウォール。」

ギエルは後ろに下がり竜巻の結界を作った。

「木々は揺れ、海は靡く中。」

これは詠唱か?聞いたことが無い。だけど嫌な予感がする。こんな所で使わせる訳にはいかない!

「我は風魔に魂を売る。」

「武器精製、炎龍ヴォルガンゴート。」

この剣は炎龍と呼ばれるサラマンダー系の竜能力は力を使う大剣。能力は斬撃、剛力、防御無視。僕は詠唱を止めるためギエルに近づく。

「全てを吹き飛ば…」

「させるか!」

僕は結界と共にギエルを切り裂いた。

「俺の…負けだ。」

僕は無事ギエルに勝つことが出来た。


****


「流石竜牙くんね!1人で倒しちゃうなんて。」

「ありがとうございます。」

「先程は助けていただきありがとうございました。」

「どういたしまして。」

「竜牙くんがいなかったらあなた死んでたんだからね。」

「はい…。その…竜牙くん。」

「なんですか?」

「子供だからなどと、思ってごめんなさい!私は竜牙くんを馬鹿にしたのに、助けていただいて…。」

「別にいいですよ。気にしてません。」

「私の出来ることならなんでもします。」

「かっ顔を上げてください!ほんとに大丈夫なんで!」

「このまま何も無しで終わる訳には…。」

「じゃっじゃあ、僕に何かあった時、助けてください。あと僕と仲良くしてください。」

「仲良くですか?」

「はい。実は僕、人見知りでは無いのですが話せる人が少なくて。」

「そんなのでよろしいですか?」

「はい。あと堅苦しい喋り方も無しです。」

「がっ頑張ります。」

「よろしくお願いします。オリヴィアさんは何かして欲しい事とか無いんですか?」

「えっとおね…いや、何でもありません。」

「僕に出来ることなら、遠慮なく言ってください。」

「じゃっじゃあ、私のこと、おっお姉ちゃんと読んで欲しいです…。」

「なっ!」

「どうしてお姉ちゃんって読んで欲しいのですか?」

「昔から弟が欲しかったので…。」

「そうなんですか。わかりました。えっと、オリヴィア…姉さん?」

「ありがとうございます///」

「ちょっとあんた!竜牙くんになんてこと言わせるのよ!それに竜牙くんも、私がいればこんなやつと仲良くならくてもいいでしよ!」

「竜牙くん、私たち今日から姉弟ですね!」

「そう…なんですか?」

「無視しないでよ!!」


****


あれから1週間、僕らはギルドに泊めてもらうった。霧島さんは嫌がってたけど…。僕とオリヴィアさんはすごく仲良くなった。初めは敬語だったけど、今では気楽に話すことができるようになった。ギルドにいる時、家族のことなんかも話してくれた。来年、妹さんが入学してくるらしい。僕らは仲良くなったけど、霧島さんとオリヴィアさんは仲が余計悪くなったような気がした。

「出来るだけ毎日、手紙送るからね。寂しくなったらお姉ちゃんの所に来てもいいんだよ。」

「竜牙くんには私がいるから、あんたなんて必要ないわ!」

「ちょっと霧島さん?姉弟の別れを邪魔しないでくれる?」

「なんですって?」

怖いんですけど。

「じゃあまたね弟くん。」

「えっと、お世話になりました。さようならオリヴィア姉さん。」

僕ら二人は自分達のギルドに戻った。

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