第29話
次の日、僕らはアードラーリッターのアジトに着いた。
僕らは着いてこいと言われ大きな部屋に連れてかれた。入ると、隊長と思われる女の人と6人が席に座っていた。
「君らが今回、手を組む2人だな。」
「はい。」
「私の名はアディール・ベルクールだ。ここの隊長を任されている。」
「私の名前は霧島 香蓮です。よろしくお願いします。」
「僕の名前は黒鉄 竜牙です。よろしくお願いします。」
「よろしく。今回の任務ではここにいる8人で行ってもらう。」
「了解です。」
「奴隷商売を行ってる奴らの居場所はバレストラの地下にある。そこで捕えられてる人を救い出し、奴らを潰せ。出発は1時間後だ。解散。」
「特に準備するものがないけど、どうしよっか?」
「そこの竜牙くんでしたっけ?」
「はい。」
「私の名前は、オリヴィア・カートライトです。なぜこんな所に子供がいるのですか?遊びじゃないのですよ?」
「ちょっとあなた!竜牙くんになんてこと言うのよ!」
「何って疑問に思ったことを言っただけですが?こんな子供をよこすなんて、ブラックファングはどうかしてます。」
「なんですって…。竜牙くんはね、あんたな…」
「霧島さん、僕は大丈夫ですから。手を組むのにこんな所で揉め事なんて良くないですよ。」
「……。」
「確かに僕は子供です。しかし、僕は1度も任務を遊びだなんて思ったことはありません。僕のことは馬鹿にしても構いませんがブラックファングを馬鹿にしないでください。」
「……わかりました。あなたのことはまだ認められませんが、ブラックファングについては謝ります。ではまた後で。」
「 私、あいつのことが嫌いだわ!」
「そんなこと言わないでください。」
「私の竜牙くんが馬鹿にされたのよ!黙ってられないわ!」
「私の竜牙くん?」
「えぇそうよ。私の竜牙くん。」
「いつ霧島さんのものになったんですか?」
「私と竜牙くんがあった時からだわ。」
「なった覚えはありません!」
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僕らは馬車でバレストラに向かった。そこまで遠くはないので休憩を入れて4時間くらいでついた。オリヴィアさんはアードラーリッターの主力だそうだ。妹もいるらしい。敵のアジトは街の端にあるスラム街の酒場に入り口があるみたいだ。
「ここですね。入りましょう。」
「なんだ貴様ら。」
「私はアードラーリッター所属、オリヴィア・カートライトです。ここから奴隷商売を行ってる奴らのアジトに繋がってると聞きました。大人しく言うことを聞いてくれれば怪我をしないで済みます。」
「知らんな。冷やかしに来たなら帰ってくれ。」
「仕方わりませんね。」
すると酒場にいた男達が武器を取り出し襲ってきた。アードラーリッターのメンバーは男達を捕獲した。
「抵抗しても無駄ですよ。」
「ちっ。」
僕らは酒場から奴隷商売のアジトに入った。




