第22話
「おかえりライラ!」
康博がライラに抱きついた。
「ただいま康博。」
「無事で良かったよ!」
「ブラックファングの皆さんが助けてくださったみたい。」
「ブラックファングが!僕が前に言ってた人いた!?」
「わからないわ。」
「そう…。とりあえずライラも帰ってきたし、みんなでご飯食べに行こうよ!」
「そうね。」
「竜牙も行くでしょ?」
「あぁ。」
僕らは街にあるレストランに向かった。
「なに食べよっか!」
「チキン南蛮はないのか…。」
「ないよ、残念だったね。ライラはなに食べるの?」
「えっと、ペペロンチーノで。」
「じゃあ僕はチキンのクリームスパゲティにする。」
「結構チキンなの?なら僕はミートスパゲティにするよ。すいません。」
「お待たせ致しました。」
「えっと、ペペロンチーノとチキンのクリームスパゲティとミートスパゲティをお願いします。」
「かしこまりました。少々お待ちください。」
僕らは料理が来るまで雑談をしていた。
「お待たせ致しました。ペペロンチーノとチキンのクリームスパゲティとミートスパゲティです。以上でよろしいでしょうか?」
「はい。」
「ごゆっくりしてください。」
「ライラ、さっきから竜牙の方をチラチラみてどうしたの?」
「みっ見てないわよ!」
「嘘だ。絶対見てたよ。怪しい。もしかしてライラ竜牙のこと好き?」
「すすす好きじゃないわ!」
「じゃあ嫌いなの?」
「嫌いじゃないけど…。」
「ふーん。なんか竜牙とあった?」
「なっないわよ!いっいいから料理が冷めちゃうわよ。早く食べましょ。」
「そうだな。」
****
「「「ごちそうさま。」」」
「美味しかったわね」
「あぁ、美味しかった。」
「ねぇ二人とも、僕に何か隠してない?」
「何も隠してないぞ。」
「ほんとに?」
「ほんとだ。」
「じゃあなんでライラはずっと顔が赤くなってるの?」
「かっ顔なんて赤くなってないわ!」
「ふーんやっぱり何かあったんだね。竜牙、僕達は友達でしょ。僕だけに隠し事だなんて嫌だよ。」
「はぁ…わかった。言うよ。」
「竜牙いっちゃうの?」
「これ以上隠すなんて出来ないし、いずれバレてしまうし。康博、これから言うことは他言無用だ。」
「わかった。」
「僕はブラックファングに所属している。」
「え?今なんて?」
「だから僕は君の憧れのブラックファングに所属してるんだ。」
「えっえぇぇ!?ほっほんと?」
「あぁ、ほんとだ。」
「じゃあ、僕を助けてくれた恩人って…。」
「多分僕のことだ。」
「じゃあ僕は探してた人とずっと一緒にいたってこと!?」
「そうだな。」
「じゃあ僕は憧れた人にアーンしたってこと!?」
「…そうだな。」
すると康博が倒れた。
「康博、大丈夫か!?」
「…完全に気絶してるわ。」
「やってしまったかもしれない。」
「…そうね。」
結構、康博に秘密をバラしてしまった竜牙だった。
康博にバレるのが早いって?気のせいだってヽ(^ω^)ノ




