第21話
黒鉄 竜牙
「なんだただのガキじゃねえか。おい、誰かこいつを殺せ。」
「無駄だ。ここに来る前に全員倒しといた。」
「なんだと!?そもそもなぜこの場所がわかった?」
「アロン・ウィルビーさんが教えてくれたんだよ。」
「使えないやつめ」
「無駄な抵抗はよせ。下手したら死ぬぞ?」
「誰がてめぇみたいなガキの言うことを聞くんだ?死ね!」
シルヴィールが剣を下ろした。僕はその剣を手で破壊した。
「なっ!?グハッ!」
僕はシルヴィールを蹴飛ばした。
「お前ごとき、武器を使う必要も無い。」
「このクソガキ!なんてな。」
上から黒い影が攻撃してきた。
「ハッハッハ。バカめ、俺の部屋に護衛がいないとでも思ったのか?」
「こんな程度が護衛か。」
僕は一瞬のうちに護衛2人を倒した。
「なんだと!?こいつらは腕利きの…。」
「腕利き?少し名の知られてるくらいで俺を倒せるとでも思ったのか?」
「クソ!」
「もう大人しく捕まったらどうだ?命だけは助けてやる。」
「ふざけるな!」
「なら死ね。」
僕はシルヴィールを殴った。シルヴィールは吹っ飛び、壁に頭をぶつけ気絶した。
「ライラさん、大丈夫ですか?」
「うっ…ありがとう。」
ライラは僕の腕の中で泣いた。
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「霧島さんありがとうございます。」
「私はこの子達を預かってただけだよ。ていうか竜牙くんなんでその子をお姫様抱っこしているの?」
「疲れて眠ってしまったので。」
「ずるい!私も今度して!」
「えぇ!どうしてですか!?」
「私頑張ったもん。だからご褒美。」
「えぇ…。」
最近、霧島さんの行動がおかしい。
「そういえばアロンさんは?」
「敵に手を貸したから当然クビね。でも家族が人質に取られていたみたいだから少し罰が軽くなったみたい。学園長のおかげね。」
「よかった。」
「先に帰って報告するわね。眠っているこの子達も学園に帰さなきゃ。」
「お願いします。」
しばらくするとライラさんが目を覚ました。
「ここは?」
「外ですよ。今学園に向かってます。」
「そう…って、どうしてお姫様抱っこしてるのよ///」
「どうしてって言われても、寝ていたので。」
「もう大丈夫だから離して!」
「はい。」
何故かライラさんは顔を真っ赤にしていた。
「熱でもあるんですか?」
「ないわよ!」
「まぁライラさんが無事でよかったです。」
「…ライラ。」
「え?」
「だから!ライラさんじゃなくてライラって呼んで!あと敬語もなし!」
「…わかったよ。」
「…えっと、今日は助けてくれて…あっありがとね!」
「どういたしまして。」
「でも竜牙がこんなに強かったなんて知らなかったわ。」
「ライラ、このことは誰にもいっちゃダメだからな。」
「なんで?」
「何かあった時、僕の正体がバレていない方が動きやすい。」
「康博にはいっちゃダメなの?」
「出来れば言わないでくれ。」
「康博が言ってた恩人って竜牙のことでしょ?すごく喜ぶわよ。」
「だからだよ。もし僕がブラックファングのメンバーだって知ったら隠すことなんて出来ないと思う。自分から誰かに言おうとしなくても、明らかに行動で怪しまれそう。」
「確かにそうね。」
「だから康博にも出来るだけ内緒で。あと今回はブラックファングが解決したってことにする。間違ってはないしな。」
「わかったわ。」
「じゃあ僕らの学園に戻ろう。」
「うん。」
僕らはより一層、仲良くなった。
ライラはツンデレにしたいです。このあとキャラクター紹介も一応出しときます。




