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最強竜騎士の学園生活  作者: ヨシ男
18/41

第18話

今日の授業が終わったので僕は部屋に戻ろうとした。

「竜牙!特訓しよ。」

「ごめん康博、今日も用事があって出来ない。」

「昨日も言ってたけど用事ってどんな?」

「えっと…大事な用事だよ。」

「怪しい…。そうだ!僕もついて行ってもいい?」

「だっダメだ。」

「どうして?」

「ダメなものはダメなんだ!明日はやるから。じゃあね。」

僕は康博から逃げた。


自分の部屋


「ただいまクロエ。」

「おかえりなさい、ご主人しゃま。」

「じゃあ行こうか。」

「はいでしゅ!」


****

鈴村 康博


竜牙どうしたんだろう?昨日も用事があるって言ってたし。どんな用事?って聞いたらすっごく焦ったってたし。なんか怪しい。

「康博くんどうだった?」

「ライラ、竜牙が今日も用事があるから行けないだって。怪しくない?」

「そう?」

「絶対怪しいよ!竜牙がどんなことをしているのか気になるから尾行しよ!」

「…。」


****


「ほんとに尾行するんですか?」

「するよ!ライラは気にならないの?」

「別に気にならないですわ。」

「あっ竜牙だ!もう1人の子は誰だろう?」

竜牙の隣にちっちゃい女の子がいた。

「クロエどこ行く?」

「お洋服見たいでしゅ!」

「わかった。」

竜牙達は服屋に入っていった。

「竜牙達が服屋に入っていったよ!」

「竜牙くんの隣にいたのは誰なんでしょう?」

「ついて行こう!」

「えぇ。」


****


竜牙と謎の女の子は店はデザートを食べている。

「ご主人しゃま、アーン。」

謎の女の子は竜牙にアーンをしている。

「まさか竜牙ってロリコン!」

「まさかロリコンだなんて知りませんでしたわ。」

「美味しいでしゅか?」

「あぁ美味しい。」

「ご主人しゃま今度は私にもアーンしてくだしゃい。」

「えっそれは流石に…。」

「だめなんでしゅか?(上目遣い)」

「…はぁわかった。」

「ホントでしゅか!?」

「…アーン。」

「ダメ!!」

声が聞こえる方を見ると霧島先生が立っていた。

「竜牙くん!いまその子にアーンしようとしてたでしょ!」

「霧島先生どうしてここに!?」

「そんなことどうでもいいの!そもそも最近私のこと全然構ってくれないじゃない!私なんかより康博やライラやその子の方が大事ってわけ?」

「別にそういうわけでは…。」

えっ何これ修羅場!?ていうか竜牙と先生ってどんな関係?

「前まで霧島さんって言って着いてきたじゃない!」

「今こ僕達は生徒と教師の関係です。そんなこと出来ません。」

「ぷぅー!するの!」

あの先生が子供みたいに…。

「じゃあ今回は私にアーンしてくれるならいいよ。」

「…わかりました。すれば帰ってくれますね?」

「ちゃんと帰る!」

「はぁ…はいアーン。」

「アーン。今まで食べたものの中で1番美味しい!今日は帰ってあげる。でもたまには構ってくれなきゃダメなんだからね!」

「…。」

「バイバイ!」

「さようなら。」

先生は帰って行った。

「じゃあクロエ帰ろうか。」

「ちょっと待った!」

「今度はなに?って康博とライラ!どうしてここに?」

「誰この子!」

「えっいや、いっ従妹だよ!」

「従妹?」

「そう!ちょっとこっちに遊びに来てたから一緒に買い物に…。」

「ホント?」

「ホントだよ、なっクロエ?」

「そうでしゅ。ごしゅじゃなくてお兄しゃんと遊びに来たんでしゅ」

「ふーん。じゃあさっきの霧島先生とはどういう関係なの?」

「えっと、ちっちゃい頃からお世話になってた人だよ。」

「それだけ?」

「そっそれだけだよ!」

「ふーん。」

怪しい。すっごく怪しいよ竜牙。

「明日はちゃんと特訓に出るから!」

「わかった。今日の所は許してあげる。」

こうして何とか隠しきることが出来た竜牙だった。

竜牙はロリコンじゃありません。(多分)

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