機械に心は宿るのか?
給食で楽しみだったメニューがわかめご飯でした。そしてわかめご飯の日には決まってコロッケがメニューにありました。栄養学的に何やら意味があるのかもしれません。わかめとじゃがいも。日本神話で言うところのイザナギとイザナミのような、出っ張ってるところと引っ込んでいるところのような関係なのでしょう……栄養学的にですよっ。互いの弱いところを補い合っているという意味ですよっ。じゃあどちらがイザナミでどちらがイザナギかと言われますと、悩みます。わかめは漢字で若布、和布、稚海藻。じゃがいもは馬鈴薯なんだそうです。字面だけで見てみますと馬鈴薯のほうが男性感ありますね。ただ、字面だけだと一番男っぽい作物は牛蒡なんじゃないかとこっそり思っております。前に倣って日本神話に当てはめますとスサノオ、タケミカヅチ、タジカラオあたりが妥当なんじゃないかと思います。ですが掘ってみたらヒョロヒョロの根。実際はサルタビコのような軍師タイプと言えましょう。逆に名は体を表す典型に、大根のオバチャン感が挙げられそうです。大根と言えば青森県田舎館村に大根子という地名があります。読み方は「ダイコンコ」ではなく「オオネコ」です。江戸初期には既にこの地名だったようで、ここで大根を栽培していたのかなあ、などと勝手に深読みしてしまいます。ちなみに隣の豊蒔村は江戸末期から明治初期、カブでひと儲けしたと文献にありましたので、大根子の大根栽培もあながち的外れではないような気もします。ここらへん一帯を鎌倉時代は川邊桜葉郷と呼んでいたそうで、現在この地域の特徴としましては、やたらとタヌキとウサギが出没するそうです。どこのカチカチ山かと思いましたが、ド平坦な地域でした。娘が「ウサギ飼いたい、ウサギ可愛い」と言っていたので、一羽捕獲してもいいかもしれません。ついでに先ほどの娘の言葉、自分のパソコンでは「ウサギ解体、ウサギ革いい」と変換されました。なんだかなあ〜と呆れそうになったところで、ふと思いました。最近拙作がシリアスな傾向になってきました。普段打っている文章の傾向が予測変換に反映されたのかもしれない。「てめえどうせ『飼いたい』でなく『解体』なんだろ?ハッ!」なんて思われているのかもしれない。SFでは「果たして機械に感情が宿るのか?」がテーマの作品が多くありますが、こんな感情の持ち方はちょっと勘弁して欲しいです。
いつものことでありますが、あまりにくだらない内容でして投稿をためらいます。しかし、こうして皆様の目に触れたということは、自分がなけなしの勇気を振り絞った結果でして、勇気をこんなところで無駄遣いせず、何か役に立てないものかと考えてしまいます。