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エイサー   作者: 瑠彩
6/16

猫のましろちゃん2

「うーん…」


「どうした?」


いきなり真白が立ち止まる


「あのね、途中で匂いが分かれてるの」


「え?」


「さっき蓮からハンカチ借りたでしょ?

その匂いを辿って探してるんだけどね…」


そう言うと別れ道を指差して


「どっちからも同じ匂いがするんだ〜」


「おいおいおい…」


「どうしようか…」


「じゃあ、どっちも行ってみる〜?」


「大丈夫か?」


涼が真剣な顔で聞く


「ふふっ」


「あ?」


「涼さんは昨日蓮と会ったばかりなのに

すごく一生懸命ですね〜」


「そ、それは、こいつにもいろいろ迷惑かけたっつーか…」


「よかったね、蓮」


「ああ!」


「は!?」


「それでは行きましょう〜 」


ニコりと笑って再び歩き出した。


だか、突然真白が倒れた


「真白!!!」


真白は顔を真っ青にしていた


「大丈夫なのかよ!?」


「真白は昔から体が弱くてな…早く日陰に行かないと…」


「へへっ…ごめんね、今日薬、飲み忘れてた…」


「はぁ…全く…」


「ごめんね、せっかくお母さんたち探すって言ったのに…」


「いいんだ!ゆっくり行こう!」


「うん…」


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