明智十兵衛さんと斎藤内蔵助くん(中編) この二人が飲み友達って設定で本能寺の変までを描くシリーズ。ではそもそも二人はどういう半生を経て、どんな時代背景を経てその日に至るのか。
明智十兵衛さんと斎藤内蔵助さんが
飲み友達だったって前提で語る
コメディーちっくなお話の中編です。
前編はhttps://ncode.syosetu.com/n1068mu/
後編は https://ncode.syosetu.com/n2132mu/
史実とはたぶん関係ございません。
(`・ω・´)
なおこの話では明智のセリフは「」、
斎藤のは『』で書いてます。
『だからね十兵衛さん。
俺の妹婿の件だけどさ、、』
「…とりあえずわかったよ。。
長宗我部殿の奥さんについては
キミの妹ってことでここから
話を進めるから。。」
『なんか、(・.・;)
前半はそれだけで終わったって
感じになりましたね。。』
「別にいいよ。(-ω-)/
内蔵助と長宗我部家の関係を
読者に分かってもらえば
中編と後編は進むんだから。」
明智十兵衛光秀さんと
斎藤内蔵助利三くん。。
('ω')
仲良し主従としても知られて
いるようですが飲み仲間なのか
は知りませんがとにかくも、、
二人きりで飲み会をしている、
って設定のお話の中編です。
時期は本能寺の変の少し前。
二人の話題はと言いますと主に
長宗我部の件でして、、
『けどなんでね、、
上様は長宗我部の四国統一を
中止ってことにしたのかが
わかんないんですよ。。』
「まぁ私も詳しいことは知らない
ってところだけれどな、、」
『元はといえば三好の勢力を
恐れてのことですよね、、
だから長宗我部を頼ったのに…』
「…そうだな。。
けど今度は三好より長宗我部が
脅威になったってことだろう。」
『うん、(;´・ω・)
やっぱ予想以上に急速に勢力を
拡大したからですかね??』
「…だろうな。(-ω-)/
その懸念を羽柴殿が上様に進言
したことが効いたんだろう。。」
『…ったくあのハゲネズミめ、、
余計なこと言いやがって。。』
「…まぁそう言うな、、
私も長宗我部の身内でなければ
同じ懸念をするだろうから。。」
『たしかに、(;´・ω・)
四国の覇者ともなれば織田家も
簡単でないでしょうな。。』
「だよな。(;ー∀ー)
三好も思った以上に力が残って
なかったしさ、、」
『それで上様は羽柴の介入を認めた
ってところでしょうか??』
「…なんともいえんな。。
ただ今のところ羽柴殿が三好家と
正式につながったというわけでは
ないんだから、、
そこは成り行きを見守ろう。」
ここで、、
経緯を整理しましょう。
三好は元々は細川の配下です。
('ω')
細川は足利将軍家の縁戚で重臣。
摂津を中心とした畿内だけでなく
四国にも大領を持ってました。
それで足利家が権威を失うと、
畿内の実力者の細川家が幕府を
牛耳る立場になったんです。
すると…(・n・;)
歴史ではよくあることですが…
下手に権力を持ってしまうと
政務に注力するためと言いますか
汚れ仕事を嫌がると言いますか
そういう理由により、、
軍事部門をを部下に丸投げして
しまうことがあるんです。。
(/・ω・)/
それで三好家が細川の軍事を…
ひいては室町幕府で一番の軍隊を
握ることになったんです。。
そんでもって時は戦国だから…
軍事力最優先の社会だから…
(;´∀`)
三好家の実力者だった三好長慶が
実質的な時の天下人、
って立場になったんです。。
('ω')
ちなみにこれは私個人の評価でも
日本人の評価でもありません。
かのルイス・フロイスは文書として
長慶を[日本の副王]と記してます。
オランダには日本歴代の天下人を
記した書物がありますが、、
三好長慶は、織田信長の一個前の
天下人と明記されています。。
つまり当時の三好家は天下人の
位置にいた家柄なんです。。
(;・∀・)
ただ長慶の死後の三好家は、
お家騒動とかあって衰退して
しまいまして、、(-ω-)/
権威を取り戻そうとした若いのが
将軍を監禁して傀儡にしようなんて
えらいこと考えちゃったんです。。
けどその時の室町13代将軍、
足利義輝って人は幸か不幸か…
すごく強い剣豪だったんです。。
(;・∀・)
それで義輝を捕縛しようとした
三好の兵隊たちはバッサバサと
斬られちゃいまして、、
\(◎o◎)/!
それで仕方なくワーって将軍に
襲い掛かったもんだから、、
将軍を…殺しちゃいました。
\(゜ロ\)(/ロ゜)/
ちなみに昔の歴史教科書では
将軍・義輝を殺したのは、
三好の家来の松永久秀だと
書かれてましたが…
違います。(;・∀・)
むしろ久秀は若い衆が無茶な
監禁拉致計画をしてるのを
窘めていた立場なんです。。
ただ将軍を殺してしまった
若い衆はオロオロしてたから、、
そのオロオロの中には息子の
松永久通もいたから、、
松永久秀が善後策を主導した。
(・.・;)
どうもそれが久秀が将軍殺しの
主犯みたいに扱われている
理由みたいなんです。。
が、それはさておき、、
『けど皮肉にもそれが、、
十兵衛さんの出世のきっかけに
なったんですよね。。('ω')』
「…まぁな。(-v-)/
それで義輝公の弟の義昭公が
越前に逃げてこられた。。
そこで…公方さまに出会えた
のがきっかけだよ。。」
『けどなんで十兵衛さんは、
公方さまに会えたんですか??
当時は足軽以下の身分だった
のだからさすがに、、(・n・;)』
「…細川藤孝殿だよ。(;・∀・)
若い頃に京都にいた頃に面識が
あったから紹介してもらえて。」
『そして織田信長と渡りをつけたい
公方さまや細川殿にとって、
代えがたい得物を十兵衛さんは
もってたんですよね。。』
「…たまたまだったけどね。(^^)
帰蝶姫が従妹で良かったよ。
長いこと会ってなかったのに、
よく取り次いでもらえた。。」
そういう…縁があったらしい。
('ω')
13代将軍の義輝公が殺されて、
その弟の義昭公は越前に逃げた。
義昭は京都に反攻したい。
そのために織田信長と組みたい。
けど、(・n・;)
義昭と信長には繋がりがない。
そんな時に義昭側近の細川藤孝が
明智十兵衛光秀と再会した。
そして十兵衛には帰蝶姫という
いとこがいる。。
帰蝶姫の父は斎藤道三。。
母の小見の方は明智光継の娘。
つまりは十兵衛さんの叔母。
そして帰蝶姫は美濃と尾張の
政略結婚で結ばれた……
織田信長の正室。
ヾ(*´∀`*)ノ
ということで十兵衛と帰蝶姫が
仲介して義昭と信長は対面。。
そこから先は皆さんご存じで、、
(;・v・)
義昭を擁して信長は京に進出。
ヾ(*´v`*)ノ
のちに二人は対立しちゃって
信長包囲網とかできるけど、
それがむしろ信長の敵味方を
明確にする結果になって、、
勢力拡大を加速させる形に。。
(・v・;)
そしてその手柄で十兵衛さんは
大出世。('ω')
越前朝倉家では小物だったのが
織田家ではいきなり大名格の
待遇を受けたらしい。。
けどいきなり重臣に取り上げ
られたから部下が足りない。。
そんな頃に主君である稲葉家と
トラブルがあった内蔵助くん。。
渡りに船とばかりに明智家に
ヘッドハンティングされ、、
筆頭家老に取り立てられた。
ヾ(*´∀`*)ノ
それからさらに大出世して
明智は大名家になり、、
織田は天下一統目前に。。
それで本日の飲み会に至って
いるというわけだけど、、
(;・∀・)
『まぁでも、('ω')
色々ありましたよね。。』
「…だよな。(;´∀`)
上様と一緒だと命がいくつ
あっても足りないよ。。」
『まずは金ケ崎の退き口。(^v^)
あのしんがりはホント無茶だ。
十兵衛さん死んだと思った。』
「…うるせぇ、(ーvー;)
あの時の内蔵助は私を置いて
とっとと逃げたんだよな。。」
『…そんな言い方しないでよ。。
俺は当時はまだ稲葉一徹殿の
配下だったんだから。(^c^;)』
「…冗談だ。(;´∀`)
それにその前年の本圀寺の戦の
方が危なかったんだぞ。。
公方さまをお守りするために
ホント必死だったんだから。」
『…だったそうですね。(・c・;)
もっとも当時は十兵衛さんの
家臣になるとは思ってなかった
からよく知らないんだけど…』
「…だったな。('ω')
内蔵助と一緒に危機に陥った
のは黒井城で波多野秀治に
裏切られたときかな??」
『ああ、(;ー∀ー)
あれは危なかったスよね。。
あと波多野と言えば八神城で
お母上が人質にされて、、』
「おいおい、(ーcー;)
それは後世の創作だよ。。
だいたい私の年齢で母親が
健在なんて珍しいだろ。。」
『…たしかに。(・.・;)
俺の親父の同僚でしたよね、
十兵衛さんって、、』
「そうだよ。('ω')
だから内蔵助のことはずっと
子供みたいに思ってたんだ。」
『…照れくさいなぁ。。(^^;)
俺もう数え年で50ですよ。』
「たしか上様と同い年だったな。
人生50年の時代だってのに
元気なジジイじゃないの??」
『…そういう十兵衛さんこそ
何歳なの??(・n・;)
俺よりずっと年上でしょ。。』
「…うーん、私の年齢は…
数えで68歳かな、('ω')」
『ろ、68歳!?( ゜C゜;)
そんな高齢に見えないって。
メッチャ元気なジジイじゃん。』
「けど実は…(;・∀・)
56歳って説もあるのだ。。」
『…なんじゃそりゃ、(-ω-)/
自分の歳を忘れちゃうって
ガチのジジィじゃん。。』
「……そう言うな、、
それだけ私も長い時間を生きて
来たってことだ。。」
『けどそんだけ高齢ってことは…
このままでいいんスかね。。』
「……というと?(・n・;)」
『だって今の上様は高齢の家臣に
厳しいと言いますか……』
「…林殿と佐久間殿のことか??
たしかにベテランの功労者に
あの扱いはないよな、、」
『…十兵衛さんはあの二人とは
同世代なんでしょ。。
同じ憂き目にあう可能性も…』
「…おいおい、( ゜Д゜)
林殿と佐久間殿は年齢が違う。
15歳も違うのに同世代って…」
『それってつまり…、('ω')
十兵衛さんがどっちの歳でも
同世代ってことでしょ。。』
「…たしかに、"(-""-)"
私の年齢があやふやなことを
上手いこと使われた。。」
『…それに、(`・ω・´)
何度も死ぬ思いしてきたんだ。
加えて長宗我部の件では我々は
立場を失いつつある、、』
「…うーむ、( ゜n ゜)
それはたしかにそうだな。。」
『…ならいっちょ、(; ・`v・´)
機会があるならば思い切って
やっちゃうって手も、、』
「おいおい、(;・∀・)
内蔵助おまえ本気かよ、、」
『…まぁ、(;´∀`)
できればの話ですけどね。。』
「…怖いこと言うなよ。(-c-)/
だいたいそれ簡単でないって
内蔵助も知ってるだろ。。」
…ってまさかそれ、、
(;・∀・)
謀反の計画ですか??
まぁもっとも、、
できればのお話ですけれど…
後半に続く。。(/・ω・)/
おいおい、(;・∀・)
なんやかんやで謀反を起こす
機運になってきてるぞ。。
続きと前置きはこちら
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