表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

プロローグ 温泉郷にようこそ!

 夕日に照らされて湯煙がゆらりと立ち上る。

 遠くから聞こえる虫の音を聞きながら私は玄関の掃き掃除を終えて草むしりをしていた。


「あ~! 腰痛い!」


 とんとんと腰を叩きながらうーんと伸びをする。

 私の名は湯浴由美。この宿で住み込みのアルバイトをしている女子高生。

 私が言うのも何だけど、温泉郷の宿「指宿乃宿」は、ちょっと変わったところにあります。

 宿屋の周囲は海に囲まれていて、一日に二回だけ「砂州」と呼ばれる砂の橋が出来上がります。

 神秘です! 奇跡です!

 この地に訪れる観光客はこの砂の橋ができる約二時間ほどしか島に滞在することはできません。島には監視役の人がいて、砂の橋が消える前に島に残っている人がいないか確認しています。

 そして、砂の橋が消えている間だけ、指宿乃宿はこの島に出現します。

 ここはこの地とは異なる世界とを結ぶ宿。様々な世界の神や人間や亜人、時には妖精が訪れます。

 私はこの仕事が好きです。これから異世界から観光客にこの地の素晴らしさをオススメしていきます!


 そうこう言っている間に、お客様が来られました。

 今回のお客様は「勇者御一行様」です。

 勇者、女剣士、魔法使い、精霊使いの四人パーティーです。

 さて、これからが私の仕事。異世界の勇者様にこの地の素晴らしさを伝えていこうと思います!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

モチベーションUPの為、評価とブックマークをお願い致します(*´▽`*)
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ