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趣味で始めた物書き歴が10年超えたので、適当につらつらと……。

作者: 忍原富臣

中身は個人的なものです。

賛否両論あるかと思いますが、個人個人の想いが別々なのは当たり前なのでそれもまた良いかと。

 特になにということのない、書籍化もなにもしていないただの物書き歴10年の者です。


 大学生になる前から、ちょこちょこと物語を作る、創造する・想像するということが好きで始めたこの趣味……。


 書いたり書かなかったり、バイトやら仕事やら友達やら……と時間を過ごしては、書きたいときに書けなかったり、書きたいのに書けなかったりと……。まぁ、これは物書きあるあるですかね……。

 自分の時間は大切だなと今更ながら思います……。



 とりあえず、10年間、書いたり書かなかったりした私のお話に興味があれば続きをどうぞです。


 書いてる人も、これから書こうと思っている人も、ただの通りすがりの方も、ただの物書き歴10年の話に、興味が湧くかどうかは疑問に満ち満ちておりますが……。(汗)


 ほかの人には関係ないかもしれないけれど、物書きをしていて「なにも得られていない」と感じている人がいるなら、そういう人のために力になれたらなと書いてみます。





 ではまず、なぜこれを書くのかということを簡潔に。

 一、10年というキリも良かったこと。

 二、職場環境を変えてホワイトな会社に入ったことで自分の時間が出来た。(給料は安いけどね!)

 三、私は「周囲に合わせて書く」ということができないことが分かった。

 四、「自分のしたいこと、やりたいことってなんだ?」が見えてきた。



 ということで、これは軽い宣戦布告と自身への叱咤激励みたいな……ものなのです。




 人生も折り返しの30歳が目の前に見え始め、「自分はなにをしているんだろう」と思い始めた今日この頃……。


 スキルもない。資格もない。なんにもない。


 あると言えば、ほんの少しの気遣いが出来るくらい。それも、人の顔色を窺って、相手の機嫌が良くなるように動くという、どうしようもないものです。



 だからこそ、自分の世界、自分だけの世界に浸れる物書きを始めました。逃げ場が欲しかったんですよね……私は弱い生き物なので……。



 本当は自分の頭の中に浮かぶイメージを直接、映像にできれば……っていうのが本音なんですが……。

 絵は練習してみたけど、難しいのでリタイア……。ペンタブはあっても、使う頻度は半年に一回とかかな……。



 ということで、文字を並べるだけなら自分でも出来るかもしれないと、物書きを始めた次第であります。(こういう人って結構いるらしいですね。あまりSNSとかで関りを持たないので詳しくは知りませんが……)




 まだ十代、二十代前半の人がこれを読んでいるなら、「本当に自分がしたいことは何か」をずっと考え続けてほしいなと思います。

 たとえ見つからなくても、考えること自体がきっと本人の心の財産になります。


 ネットもテレビも、考える時間を奪うもの……と決めつけるわけではありませんが、「思考する」という行為を制御するので、「そういう考え方もあるのか」という道具として記憶するのがいいかと。

(すべてを鵜呑みにするのは、なかなか痛い目に遭うのです……。)





 周りに合わせて生きてきた自分が、一人の時間を使って、

「自分はなにをしているんだろう」

「自分の取柄はなに?」

「自分が生きている意味ってなに?」

「生きているってそもそもなんだろう……」

「周りに合わせている自分ってホントにしょうもない人間だなぁ」

 とか、こんなことばかりを考え続けていました。



 「周囲に合わせられること」も社会で生きていくには大事な能力ですが、「自分を押し殺す能力」は、反動で自分をダメにします。(日本人のダメなところでもありますね、「THE 集団行動」みたいな。)


 前の職場で一日十八時間拘束を一年間くらいかな……。

 社員やバイトの人たちに気を使って働き続けた自分が言うと、少しは説得力があるのかなーなんて……。あるといいな……。



 今でも、人の顔色を窺う癖は残っていますが、それは会社でのみにしました。

 嫌われると人間関係が面倒臭くなるので、「まじめで気遣いな人」を演じています。(上手に出来ているかは分かりませんけどね!)


 友達にも家族にもそういう状態でしたが、ようやく本音を少しずつ漏らせるようになりました。



 っと……話が長くなるのでこの話はここまでとして……。



「あんた、結局なにが言いたいんだ!( ゜Д゜)」

 という声が聞こえてきそうですが……。



 つまり、これから私は「私のため」に生きていこうと思ったのであります。

 周りに合わせてなにかをするというのが馬鹿らしくなったのです。


「あぁ、あの人は書籍化したんだ……」とか「こういうのが人気になるのか……自分もやってみる?」とか、もう本当に……。


 もう、どうでもいいや(*´ω`)って



 小説家になりたいという目標は常に持ち合わせているけれど、自分が好きな物書きという趣味にまで人の顔色を窺い始めたら、それはもう「自分じゃない」って思ったのです。



 当たり前かもしれませんが、私がこれに気が付いたのが10年後ってわけですね……。最初は自分が好きなように書いていたはずなのにな……。





 ネット小説、いや、ネットというものが人気作品を生み出していく中、オリジナリティのある作品が少ない。

 ただ、それは一般ユーザーの趣向に刺さるから人気が出ているのであって、それは正解というか王道だからいいよねっていう。


 いろんなジャンルを試してみたけど、人気ジャンルに走るとどうにも詰まる……。

 多分それは自分の書きたいものから少しズレているから。


 書きたいものが王道ジャンルにハマるタイプの人は最強だと思います。最も効率がいいですし、自分の書きたいものが誰かの読みたいものとリンクしているということですからね。

 書きたいものが誰かの読みたいもので、誰かの心を動かしているなんて、素敵です……。




 私もいろいろ試してみたけど、やっぱり自分は王道ジャンルから外れているんですよね……。

 ほの暗い、でもどこかに奇跡があって、救われるというか……。

 本物の弱者が世界をひっくり返すような、そんな物語……。



 書きたいものを書く……。ただ当たり前のことを、きちんと始める……。

 自分に素直に、自分にも誠実に対応する。



 書けない時だってあれば、「どこから拾ってきたんだそのエンジン!」みたいにめっちゃ書けるときもある。


 人の目を気にして書いていると、自分の作品なのに書けなくなっていく。


 その上、人の評価は欲しい……見てもらいたい……みたいな堂々巡り。



 自分の人生、自分の時間なら、自分が好きなようにすればいい。

 (ほかの人に迷惑が掛からなければね!)




 余談ですが……。


 私は基本的にほかの人の作品を読みません。(というよりは「読めません」という方が正しいかもしれませんが……)


 それは自分の中身が少し変わってしまうからというのもあったり、違和感を感じたりするともうそこから先が読めなくなってしまうからであったりと……。



 ツイッターでのRT企画を一度やって40作品くらいの3000字ずつくらい読みましたが、もう二回目はしないと誓いました……。


 あの企画を何度もする人はすごいなと思います……。


 まぁ、作者さんの許可で「修正箇所を指摘してもいいならします」って言った自分が悪かったのですが……。

 「数作品くらいだろう」と甘く見ていました……。


 自分が読んでほしいように、「読んでなにかアドバイスを欲しい」という人もなかなか多いのであります……。


 と、なにが言いたいのかというと。

「物書きするので、みなさんの作品読ませてください」

 というのはおすすめしないのです……。


 物書きをするなら、自分が好きな本を熟読するか、興味のある本を読む方が効率がいいかと……。

ネット小説の人気作品みたいなものが書きたいというなら、ランキングを見れば一発ですしね。




 で、軽く話をもとの道へ……。


 最近、更新していないのは、人の目=PV数が気になってしまうからです。


 あんまり読んでくれていないと思うと、モチベーションが下がってしまう。

 →なら、別に自分の趣味だし、完成するまで待てばいいんじゃないの?


 ということで、昔の「完成するまでワードでひたすら書く」というスタイルに戻します。

 自分が気の済むまで書いて書いて、完成してからネットに上げようと……。



 物書きの欲求(自分の場合)って、

一、自分が書きたいものを書く

二、誰かに見せたい

三、評価が欲しい


 この辺りかと思います。



 つまり、「誰かに見せたい欲」と「評価がほしい欲」をお預けにすることで「完成するまで出せない」状態にします。

 つまり、完成しなければ「誰にも読まれない」という状態です。



 それは欲求不満の状態になっているので、解決するには「完結させる」というエンジンを生み出します。

 そうすると、「完成したら、多少は誰かが読んでくれるかもしれない」という期待が膨れてきます。

 ここまでくれば、あとは完結させるまで、自分との勝負です。



 これのメリットを挙げると……。


 否定的な評価や、読まれないという自己否定感も生まれないので、もし書くことが嫌になるとすると完結してネットに投稿してからです。


 完結させてしまえば、「自分は物語を書ききれる」という自己肯定感が生まれます。これをできるだけ高めてください。きっと、次につながります。

 評価が低ければ「こなちくしょうっ」という反骨精神を高めてください。そのハングリー精神は人生においてとても大事なものです。

 評価が高ければ「ヤッフー(*´ω`)」と超喜んでください。あなたの物語が誰かの感情を動かしたのだと、自分の力を信じてください。その力はとても強いものです。



 否定的な意見の中でも、プラスになるものがあれば素直に受け取る。

 ただの否定的な意見なら、「あー、この人には合わなかったのかな」程度でスルーしましょう。



 誰でも相手の「非」を見ることが得意です。それによって人を傷つけて喜んでいる人間も居ます。

 でも、それは誰にでも出来ること。

 けれど、「物語」「物書き」はその人にしか、個人にしか作り出せないもの。


 「非を見る者」よりも「創造できる者」という生き方の方が、人生が豊かになる気がするんですよね。

 肉体は現実世界、社会、会社に縛られているけれど、心や精神は自由なものです。

 心の豊かさまで縛りつけては、本当に大切なこと、好きなことをできなくなる……。


 ちょっと宗教チックですが、別に神も宗教も、自分へプラスを生むのなら信じればいいし、なにも得られないなら関わらなくていいと私は思っています。





 話があちこちに散らばっていますね……すみません……。



 というわけで、私はしばらくネットから離れるかと思います。

 すぐに戻ってくるかもしれないし、当分もどってこないかもしれませんが……。





「他者は自分の鏡である」


 自分に自信がないのなら、鏡を見ない方が自分らしく生きれるかもね。。。なんて、ちょっと洒落た言葉を残して終わりとしましょうかね。




 ここまで読んでくださった方ありがとうございます。なんの糧にもならなかったら申し訳ないです……。


 人生という時間は有限であり無限である。


 では、良い人生を!!

適当に書いて終わろうと思って書いたのに、三時間くらい経ってた……。

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