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短編シリーズ( ・∇・)

クラス単位の集団転位物を書いてみたらこうなった(´・ω・`)

作者: 葛之葉

 私立倉巣典異高校の一年B組、丁度朝のホームルームを終えようとしていた。


「それじゃ、今日の日直の巻子と稀太は黒板を綺麗にしておけよ、サボったら居残りで掃除だからな」


 担任の天成が稀太と巻子に釘を差す。


「‥‥‥」

「稀太君、頑張ろうね日直!」


 稀太と巻子は幼馴染みであったが、稀太はクラスで虐められていた。

 虐めを行っていたクラスメート達は、巧妙にそれを隠していた為巻子はその事実を知らないでいた。


 その時、クラスを謎の光を放つ魔方陣が覆った。


「なんだこれ!?」

「やだっ! 体が消えてく!」


 慌てるクラスメート達を横目に稀太が興奮する。


「集団召喚だ! 小説の通りだ! これで僕は最強になれる! なろうの小説で書いてあったんだから!」

「稀太君!」

「大丈夫だよ巻子、君は僕が守るから!」


 そして、一年B組の生徒と担任は地球から姿を消した。


ーーーーー


「‥‥‥また失敗しました、王女様」

「何故、何故いつも‥‥‥」


 転位先の異世界、キチャッターの王城にある召喚の間では王女と護衛騎士が悲痛な表情で、まだ解除していない一人用・・・の魔方陣のポータルを見詰めた。


 中には押し潰されたかの様な肉片が一塊になっており、大量の血液の中に浮いていた。


 王女達は知らない、コチラとアチラでは魔方陣のポータルの大きさが全く異なっている事を。


【クラス単位の集団転位物を書いてみたらこうなった】完

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