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最後の魔王伝説  作者: 入山 瑠衣
第十章 冥界よりの侵略者
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『プライド』

「魔神……。英雄によって倒されたのではなかったのか?」


 右腕を代償に得た勝利への報酬は、にわかには信じ難い話だった。


 回復魔法が効きにくいのは周囲に蔓延する瘴気のせいだ。


 普通の人間ならもう死んでいるか気絶している濃度でも、俺は何ら不自由なく動けている。

 回復魔法が効きにくい以外はだ。


 いずれ適応(・・)するのだろうがまだ時間が必要らしい。


「貴様らでは魔神には勝てん」


 〈英雄〉でなければ〈魔神〉は倒せないと言いたいのか。


 そもそもだ。

 お伽噺の中だけの存在だった〈魔神〉が、実際にいた奴だとはっきり言われたことの方が衝撃だ。

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