表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最後の魔王伝説  作者: 入山 瑠衣
第十章 冥界よりの侵略者
239/285

『重い傷』

 血が虚空を舞う。


「リュウヤ!!」


 見ていられないとカグラが駆け寄ろうとする。


「来るな! 俺は大丈夫だからよ。誰かに気持ちを伝えるってのはこんなに難しかったんだな」


 だが、それをリュウヤは制止した。


 〈魔獣ロズベルク〉の相手はリュウヤに譲った。

 万が一の時は手助けをするつもりであるが、それまでは見守ることを決めた。


 貴重な成長の機会を奪っては、いつまでも〈勇者〉として立派になれないからな。


 生憎と犠牲者が出る確率が低いからこそ行える荒業だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ