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最後の魔王伝説  作者: 入山 瑠衣
第十章 冥界よりの侵略者
236/285

『補助』

 この作戦の主役は、あくまで〈勇者〉であり〈魔王〉ではない。


「〈断空剣〉」


 リュウヤが振り上げた剣から放たれた、空をも斬らんとする斬撃が魔物たちを薙ぎ払う。


 ついでに木々も巻き込んで、数本がギギギと耳障りな音を立てながら倒れいく。


 ドスンと倒れた木々の下敷きになった魔物の悲鳴が森に響いて、リュウヤに付き添っていた奴らに隙が生まれる。


「キエエエエエエ!!」


 攻撃してくれと言わんばかりの連中に二足歩行の魔物の爪が迫る。

 近付いてくる魔物に気付くももはや振り下ろされた爪は、その身を引き裂く寸前。防御など間に合うはずもなく――、


「――〈グランレイヴ〉」


 しかし、爪は彼らには当たらず、尖るように盛り上がった地面が魔物を屠った。


 カグラによる魔法の援護が間に合った結果だ。

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