全ての始まり
日本語がおかしいですごめんなさい(´・ω・`)
所々誤字脱字。
書きたいこと書いてる
突然ですが僕は動物しかいない世界に来てしまったようです...。
それも母さんと一緒に。
俺の名前は城島瑞樹、どこにでもいそうな大学生だ。
そこそこ顔もイケてるし、そこそこスタイルも良いし、そこそこ頭も良く、そこそこ運動もできるそこそこな男だ。(俺主観)
だが俺はどうも長生きできそうにない。
何らかの病気らしい...がそんなことはどうでもいい。
俺の自己紹介はここまでとして、母さんの紹介をしよう。
母さんの名前は城島優希、俺と違ってどこにでもいそうではない。
高い身長、筋肉...
母さんは女ではない、男だ。オネエである。
そして何よりの親バカ(バカ親?)である。
どこに行くにも俺についてくる。嫌いではないんだけどね、母さんのおかげで彼女ができません(泣)
孫の顔が見たくはないのだろうか。
さておき、遡ること1時間前くらい。
家にいたら、突然ピカーっとなって、ドーンという音がし、バリーンとかいうガラス諸々割れた音がした。(適当)
庭にいた母さん(もとい父さん)の無事を確認しに行ったら驚いたことが起きた...
いつも家の周りが住宅だらけで騒がしいのに、一面緑、緑、緑。
母さんは呆然と立ち尽くし、俺も立ち尽くした。
が、今は商店街的なとこに来ています。
人は俺たちだけ。
周りはもふもふ.....ケモノたちがいた。
「すごいな...」
「マンガみたいねぇ...」
といっても顔は人、耳とか生えてて尻尾もあって毛ももふもふ生えてるし、二足歩行だから、何かのコスプレかなー程度の認識でもいいかな。
本人たちはこっちを見てヒソヒソと何かを言っているようだ。
その時後ろから少女の声がした。
「お兄さんたち!」
後ろにいたのは俺と同じくらいの、可愛い子だった。
もうそれはもう可愛い。
どうやら猫のようだ。
ピンクの毛にピンと立った猫耳、美しい黄色のぱっちり猫目に長いまつげ、短いポニーテールの髪の毛には鈴のゴムがついていて、細く伸びた尻尾にも同じ物がついている。
思わず見とれていると母さんが返事をする。
「何かしら」
「どこから来たのですか?それに、見ない種族ですね...」
俺たちは経緯をこの子に話した。
「それは大変でしたね...ここの住人はあまり慣れていないものでして。あまり気にしなくていいですよ。」
「ありがとう...」
どうやらいい人っぽい。
「自己紹介が遅れました!ここの街のリーダー、リイラです!こう見えても21歳です」
「あ、俺は城島瑞樹、同じく21歳だ。よろしくな。」
周りで聞き耳を立てていた住人たちがざわめく。なぜざわめいたのか分からなかったが、リイラの方は照れ臭そうだ。
「私は城島優希よ~瑞樹の母、もとい父ね。よろしくね。」
これにもざわめく。
そりゃそうだろう....。
「お願いします。瑞樹さん、優希さん!」
なんだか母さんは嬉しそうだ。
こうして俺のもふもふ達との生活が始まったのである。
その日はリイラの家族に招かれて家に泊めてもらった。
リイラのお父さんキリギ、お母さんマリー、お兄さんリシル。
なぜか物凄く俺達への待遇が良い。
やはりリイラは顔が赤い。目を合わせてれない。思いきって聞いてみよう。
「リイラ、どうした?顔が赤いぞ?」
フレンドリーすぎたか?返事がない。母さんは何かを感じ取ったようだ。さっきから母さん同士仲良くしている。マリーさんはとても優しそうな姉さん女房である。顔の雰囲気はリイラと似ている。
「いや...なんでもないよ?」
と笑って誤魔化すマリーはやっぱり恥ずかしそうだ。
とりあえず今日はここまでにして、寝ることにした。
.......で?なぜ俺はリイラと同室なのだろうか。
まぁいいか、寝よう。