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白昼夢宣言

 比喩だったものを真実にして、真実だったものを濁らせようとしている。


 灰色になった世界を再び極彩色に。何度も何度も色を重ねて。


 本質が私たちを苦しめるなら、本質など意味を持たなくなるくらい、表層を何重にも塗り固めればいい。

 そうしてそれがなんであったか忘れてから、その暗くて重い色の上に、鮮やかな模様を描けばいいのだ。

 そうして人間は出来上がるのだとお前が信じるのであれば、実際に人間はそのようにして完成することだろう。


 お前が自らの生に背を向けたとしても、お前の生は相も変わらずお前の方を向いている。そうして再び目が合った時、その目が二つであったか一つであったか、それはかつて重要でなかったかもしれないが、今やそれがお前を定義する色になるのだ。

 夢を見ろ。そして見た夢から色を抜き出して、お前の頭の中にばらまけ。お前の認識に意味はない。お前が正しいことにも。お前がこれからすべきことは、お前を間違った存在にすることであり、お前が今までやってきたことをすべて否定し、新しい否定のための創造を行うことだ。

 引きちぎれ。何もかも。お前の間違いはお前を否定してきたし、お前の正しさもお前を否定してきた。お前の見る景色の一切はお前に対して何も思わなかったし、景色はお前に対して心を開いたりはしなかった。それは心を持っていないとお前が定義したから。

 壁がしゃべり始める世界の中で生きろ。それがお前の生きる道であり、お前の生命が心の底から望んでいることなのだから。

 この世界は神秘に満ちており、起こるはずのないことが絶えまなく起こり続ける。世界は現実ではなく、現実は世界ではない。お前が望むこともお前が望まないことも実現し、お前が現実だと思っていた現実だけが実現しない。


 世界は、お前なしには灰色であり、お前はそれをお前の狂気で塗りつぶす権利を持つ。そしてその狂気の唯一の鑑賞者はお前であり、お前こそがその世界の王なのだ。

 だからお前は目覚めているときも夢を見ろ。


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