ぽえむ2
我慢するだけの価値がなかったからやめただけ
やめるだけの価値がなかったから続けただけ
結局私自身が楽しいか楽しくないか
決定要因はそれだけじゃないか
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毎日が嫌になったんだ
焼き付けるような太陽も
肌に張り付いた雨天も
同じ様に私を呪うのであれば
どうやって私はその同一性を保てばいいのだろうか
明日には私は笑っていて
明後日には泣いている私を
変わらない世界とどうつなげていけばいいのだろう
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この世には美しいものがあって
それは確かに理や性や愛とは無関係で
私の魂がただそこに惹きつけられるだけであるのなら
なぜ私はそのためにこの命を捧げようとしないのか
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悪人と善人が手を繋いで
みんなが輪になって踊っているのであれば
この世にそれ以上望むことはなかったろう
狂気と正気を等しく置いて
強さと弱さの必然性が互いに必要であることを認めて
勝ちと負けが交代制であることを勝者が受けいれて
そうしたときにまだ残る不平等や格差が
愉快で肯定すべきものとして考えられるようになった時
私たちはきっと私たちの欲望を介さずに
私たち自身を愛せるようになることだろう
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自らの理性の殻を破って飛び出してその先に残るのが暴力ではなく涙であり愛であることはもうすでに証明されている
ただそれは私たちの愛したものが踏みにじられることによってしか証明されないのだ
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暴力以外の方法で戦えることにだけはこの世に感謝しなくてはいけない
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