表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
60/73

ぽえむ2

 我慢するだけの価値がなかったからやめただけ


 やめるだけの価値がなかったから続けただけ


 結局私自身が楽しいか楽しくないか


 決定要因はそれだけじゃないか


ーーー


 毎日が嫌になったんだ


 焼き付けるような太陽も


 肌に張り付いた雨天も


 同じ様に私を呪うのであれば


 どうやって私はその同一性を保てばいいのだろうか


 明日には私は笑っていて


 明後日には泣いている私を


 変わらない世界とどうつなげていけばいいのだろう


ーーー


 この世には美しいものがあって


 それは確かに理や性や愛とは無関係で


 私の魂がただそこに惹きつけられるだけであるのなら


 なぜ私はそのためにこの命を捧げようとしないのか


ーーー


 悪人と善人が手を繋いで


 みんなが輪になって踊っているのであれば


 この世にそれ以上望むことはなかったろう


 狂気と正気を等しく置いて


 強さと弱さの必然性が互いに必要であることを認めて


 勝ちと負けが交代制であることを勝者が受けいれて


 そうしたときにまだ残る不平等や格差が


 愉快で肯定すべきものとして考えられるようになった時


 私たちはきっと私たちの欲望を介さずに


 私たち自身を愛せるようになることだろう


ーーー


 自らの理性の殻を破って飛び出してその先に残るのが暴力ではなく涙であり愛であることはもうすでに証明されている


 ただそれは私たちの愛したものが踏みにじられることによってしか証明されないのだ


ーーー


 暴力以外の方法で戦えることにだけはこの世に感謝しなくてはいけない


ーーー

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ