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詩*夜空へ*

でくのぼう/ 寂しさの根元/ 星に願いを

作者: a i o




でくのぼう/



尽きた星の

ひとつ


まばたきの

ほかには

拾い上げる

すべも持ちませんでした







寂しさの根元/



この瞬間も

なお

遠ざかっていく 銀河と


吹きかけた 息の

マグカップの

(ふち)までの 波紋と──






星に願いを/



触れているときに

触れられていると


見つめるときに

見つめられている、と


感じたい



心、同じように

とは

言わないから



吼えつづける

日々に

こだまする

この果てもない

寂しさに


ただ

頷きあうような

目配せ


あなたが

ひとりぼっちじゃないように

わたしも

ひとりぼっちじゃないと


わたしとあなたが

一人であることと

同じように


感じてみたい














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