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You Love Me!!  作者: 蒼威月
4/8

Fourth


続きです



今回は読んでくださっているみな様に質問と言うかアンケートがあるので後書きまで見てください!!


楽しんでいただけると嬉しいです



…えーと………私はどうしたらいいんだろーか……



「俺だって」

「俺だよ」

「俺だし」

「俺」



目の前で言い争う4人をぼんやりと眺める

私の意見は無視なんだろうか




状況説明しますと

4人が言い争っている内容は『誰がうーちゃんにふさわしいか』らしいのですが…

私の意見は無視なんですかってば、ねぇ

もういいや、と半ば諦めながらメンバーのやりとりを眺め始めて、かれこれもう15分近い

いい加減疲れてきた……………精神的に




「てか1番最初に告白したの俺だし」

「俺ほっぺちゅーしたもん」

「俺口だもん」

「ぐぐぐ…」

その現場を見ていただけに、透太さんの言葉に大輝さんは言い返せない

ふふんと勝ち誇った透太さん

その瞬間葵さんの声が割って入った

「俺痕つけた」

「「「はあ!?」」」

予想外の相手から発された予想外の言葉に、3人が一斉に振り向いた

そこには飄々とした顔の葵さん……ではなく、顔を耳まで真っ赤にしてそっぽを向いた葵さん

「葵てめっ、いつの間に!!」

「てかうーちゃんマヂで!?」

今度は4人の視線が一斉に私にそそがれる

「えっ!?あ、あのっ…そのぉ…」

思わず痕の部分を抑えてたじろぐと、凉平さんがマヂか、と顔をしかめた

「うーちゃんの反応みる限りほんとだな」

「葵てめ〜……」

相変わらず真っ赤なまんまそっぽを向く葵さんを、透太さんと大輝さんがジロリと睨み付ける




「…」

不意にこっちを見た葵さんと目が合った

「え!?」

かと思うと、ぐいっと葵さんに腕を掴まれて引き寄せられた。顔を上げると、真上に葵さんの顔があって一気に頬が紅潮した。どうやら私の身体は葵さんに後ろから抱き締められているようだ

「あ、あわわわわ…あ、葵さぁん…」

慌てて逃れようにも、がっちりホールドされていて動けない

「葵ー!!ずるいずるい!!」

かわいい駄々をこねる透太さんと大輝さんを無視して、葵さんは私の着ていたシャツのボタンを1つだけ外した。そうすると、いまだに消えていない真っ赤な痕が見える

「ああああああ葵さん!?」

じたばたする私をよそに葵さんは私を放してくれない

現れた痕を見て硬直してしまった透太さんと大輝さん。上を見ると、平静を装おうとしているけど顔が真っ赤でまったく装えてない葵さんが見えた




優しくホールドしていた腕を放してくれた葵さん。どうしたらいいのか分からず、葵さんの横に立っているとちょんちょんと肩をつつかれた

くるりと振り向くと、近すぎる凉平さんの顔が目に入った。それと同時に唇に柔らかい感触。後ろ頭に添えられた手

……私キスされてる!?

慌てて離れようとすると、頭に添えられた手が離れるのを阻む。長い触れるだけのキスに息が続かない

「んーんー!!」

息が苦しくてばしばしと凉平さんの胸板を叩くと、ようやく唇が離れた

「うーちゃん痛ーい」

不満気な凉平さんに私はあいた口が塞がらず、金魚のように口をパクパクさせた

「凉平ぇ〜…」

殺気を感じて振り返ると、透太さんと大輝さんがにっこりと笑いながら立っていた。顔は笑っているけど目が笑っていない。葵さんに至っては後ろになまはげでも見えそうな顔をしている。元から少し強面の顔が今はかなり怖い




「ワーミンナコワーイ」

片言で全然怖くなさそうに言う凉平さん。けど心なしか口元が少しひきつっている

次の瞬間、凉平さんが猛ダッシュでスタジオを飛び出した。そのあとを3人が追いかけていく

「待てコラ凉平!!」

「マタナイヨー」

騒がしい声と足音が遠ざかっていく

「はぁ…」

軽くため息をついて、置かれていた椅子に座りこんだ

………疲れた




しばらくそうしていると、パタパタと廊下から1人分の足音が近づいてきた

誰だろうと思って顔を上げると、スタジオの入り口か葵さんがひょいと顔を出した

「あれ?他の3人はどうしたんですか?」

顔を出したのが葵さんだけだったので不思議に思って聞くと、葵さんはくっと顎で窓を指した

覗くと、外の駐車場で3人がおいかけっこしているのが見えた

「あー…」

苦笑いすると、葵さんが近づいてきた

顔を上げると、ちゅと頬にキスをされた

「な!?なななななな…」

さっきと同じように口をパクパクさせていると、葵さんは顔を真っ赤にしてぷいとそっぽを向いた

「……俺だけしてなかった」

「へ」

私がほけえっと見上げていると、葵さんは更に真っ赤になって早足でスタジオを出て行った




唖然としていると、外の駐車場から声が聞こえた

窓の外に目をやると、3人のおいかけっこに葵さんが加わったのが見えた

身体と椅子を窓の近くに移して、窓枠に腕と顎をのせるように座りなおすと、4人のおいかけっこがよく見えた

私が見ているのに気がついたのか、透太さんが手を振るのが見えた。軽く手を振り返すと、他の3人が透太さんをどつくのが見えて思わずくすりと笑う

「子どもか」

小さい子どもみたいな4人に笑いがこみあげた




にこにこしながら4人のおいかけっこを眺めていると、スタジオに岳さんが入ってきた

「うーちゃん何見てんの……ってなーにやってんだアイツら」

「ふふふ」

窓の外を見た岳さんが呆れた顔をした

岳さんと一緒に入ってきた他のスタッフさん達が、私がメンテを終えた機材達を運んでいく

機材達とスタッフさん達が全部出ていくと、岳さんが聞いた

「また告白でもされた?」

勘のいいこの人のことだから隠しても無駄だろう。観念して白状する

「全員に告白されて、全員にちゅーされました」

「わー全員?」

「はい」

「へー、大輝とか葵は意外」

「そですか?」

「うん」

会話が途切れる

「で?」

先に口を開いたのは岳さんだった

「何ですか?」

「うーちゃんは誰を選ぶの?」

「……」

「誰も選ばない?」

なんか大輝さんにも同じこと聞かれた気がする

「誰も選ばないと思います」

「ふぅん?」

「と言うか選べません」

するすると言葉が、気持ちが出てくる

「みんな大好きなんです。誰を選ぶとか考えられないぐらい」

「……」

「でも恋愛感情の好きじゃないんです。と言うか、恋愛感情の好きを私は知りません。恋をしたことがないので」

「ふんふん」

「だから…」

「だから?」

「だから4人が私にその気持ちを、恋を教えてくれることを期待します」

「ふぅん」

楽しげな岳さんの声音に少し微笑む

「…だってさ」

「え?」

ニヤニヤしながら窓の下を覗いた岳さんにつられて、窓から身を乗り出すと、窓の下に4人が座っていた

「ずっと聞いて…ってか岳さん知ってたなら言ってください!!」

「だって聞かせた方が面白そうだったんだもーん」

「もー!!」

「よっしゃ、じゃあ俺がうーちゃんに恋を教えてあげよう!!身をもってね!!」

「はー?教えるのは俺だし」

「なんだとー!!」

「じゃあ俺に惚れさせてあげるー♪」

「俺だ」




気合い十分だね

じゃあ誰が私に恋を教えてくれるのかな

楽しみにしておくよ




今日も私の周りは賑やかで幸せです



まず一言言わせてください


楽しかった!!

この中編書くの超楽しかったです!!




では前書きで言いましたが

この話は4人それぞれのエンドを考えております

なのでみな様の希望があれば、4人それぞれのエンドを書こうと思います

なので希望があればぜひご感想と共に書いてくださいませ!!

よろしくお願いします!!

お待ちしております!!



次も頑張りますのでよろしくお願いします!!

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