スキル5 人間(魔)
初のレベルアップを経験してから狩りは一旦中止にして、図書館に行って情報を集めようと思い図書館に行って、一先ずこの国の情報を調べてみる事にする。
アルリア王国・地図にギリギリ載っているほどの小さな国で、主な生産品は質の良い魔道具を輸出している治安が比較的良い
とかの情報が書かれてて、今の俺には必要ないなと思いながら本を戻してから狩りの続きに出てから暫くピュアラットを狩って、レベルが4になったがそれ以降はかなりレベルの上昇具合が悪くホーンラビットを狩ろうと思い立った。
ホーンラビットは地球のウサギに角が生えたような状態の魔物の事を言って、かなり弱く肉が美味と聞いて、高く売買されているらしく今までのピュアラットはそのまま放置していたけど、今回の魔物は持って帰ってギルドに売ろうかと思っていた。
「<爪撃>」
《トリアスのレベルがLv4からLv5に上昇しました》
《基礎ステータスが上昇します》
《最下級スキル<爪撃Lv2>が<爪撃Lv3>に上昇しました》
《新たに下級スキル<体術Lv1>を習得しました》
その声と共に発動したスキルによって俺の爪は伸びて相手を容易く屠る事が出来る殺傷武器となって、ホーンラビットの喉元を容易く切り裂く事が出来て殺した。その後死体は取り合えず手で持って、素早くギルドに行ってから売りに出した。
売りに出したホーンラビットの値段は、解体費を差し引いて400ヘラらしくて今日は食事はちょっと豪勢な物にしてから夜は眠り次の日にレベルアップの内容を確認しようと思った。
それから次の日になり自分に自己鑑定を掛けて昨日のレベルアップの件だとかを確認してみる
名前 トリアス
種族 人間(偽)
Lv5/Lv5 進化可
命力・15/15
魔力・15/15
体力・15/15
物理能力・5
防御能力・5
魔法能力・5
抵抗能力・5
速度能力 5
固有スキル
スキル作成Lv1
中級スキル
精神耐性Lv5
下級スキル
自己鑑定Lv10.棒術Lv1.体術Lv1
最下級スキル
アルリア王国言語Lv5.整理Lv2.爪撃Lv3
称号
<女神の祝福(消)>
進化?そう疑問に思いながらも取り合えずそこを再度鑑定してみるといくつかの選択肢が出てきた。
人間(真)
人間(霊)
人間(魔)
人間(天)
の選択肢が出てきたが自己鑑定はこれを鑑定できないから自分で予想するしかなくなった。まぁ(真)は簡単で、所謂普通の人間になるのかも知れないまぁこの選択肢は安牌だと思いつつ下の選択肢を予想してみる事にする。
霊は良くわからんけど霊的な何かと思うまぁゴーストとかかな?それで魔は魔物的な存在になるんじゃなかろうかと思い逆に天は、天使とかかなと結論づけて選択に入る。
取り合えず(真)と(霊)は除外(真)は安牌だからこそ成長制限だとかそういうのが有るかも知れない(霊)の方は、肉体を失うかもしれないと言うのが怖かった。
そうなると(天)と(魔)だけになるがこれはもう決めたも同然だ。頭に浮かぶのは女神の姿だが天の方を選んでは、あの時チラリと見えたのは機械的に動く天使の姿で、自分を警戒させるには余裕だったのだ。
だから残り物には福が有る的な思考で(魔)を選んでみる
《トリアルが<人間(偽)>から<人間(魔)>に進化します》
《基礎ステータスが上昇します》
《新たに下級スキル<魔力感知Lv1>を習得しました》
《新たに下級スキル<魔力操作Lv1>を習得しました》
《称号<神に背を向けた者>を獲得しました》
進化先を選択してからとてつもない眠気に襲われて、眠ってしまったが翌朝目が覚めると殆ど変化が無く本当に進化したのかな?という考えのままに自己鑑定を掛けてみる事にした。
名前 トリアス
種族 人間(魔)
Lv1/Lv10
命力・20/20
魔力・20/20
体力・1/20
物理能力・10
防御能力・10
魔法能力・10
抵抗能力・10
速度能力 10
固有スキル
スキル作成Lv1
中級スキル
精神耐性Lv5
下級スキル
自己鑑定Lv10.棒術Lv1.体術Lv1.魔力感知Lv1.魔力操作Lv1
最下級スキル
アルリア王国言語Lv5.整理Lv2.爪撃Lv3
称号
<女神の祝福(消)><神に背を向けた者>
お~かなり強くなってるなそれに魔力が上がったことで最下級スキルの幾つかかが作成可能になったらしく取り合えず色々試してみた。
《最下級スキル<威圧Lv1>を作成します・・・》
《成功しました》
威圧のスキルは、発動したら魔力を1秒に1消費するけどスキルレベルに応じた。恐怖だとかそういうバッドステータスを相手に付与するらしい
このスキルは今はまだそんなにだけどスキルレベルが上がったら多分使い勝手も強さも増すと思い取り合えず作り出した。
まぁ魔力は大体5分で1回復するから問題ないと言えば問題ないが今はそんなに問題は無いけどこれから先どんどん魔力が増えて消費魔力が増して言ったらかなりの大問題になるかも知れない