スキル2 アルリア王国言語
歩いている最中に自己鑑定を発動させるために消費した魔力が10に回復して、すぐさま言語が分かるようなスキルが無いか検索してみる事にした。
「えぇーっと<言語>っと」
そうして出てきたのは言語と言う系統を持つスキルたちで<神聖言語><古代言語>などなど見るからに特別そうなスキルが並んでいたけれど今の自分には必要が無いスキルだと認識しながらどうやら並び順が分類が高い順らしいから低い順に変更してから見る事にした。
そうするとどうやら最下級スキルの中に色々な言語スキルが有りその中でもこれがどこの国の言語で今自分がどの国にいるのか分からない状態では、考え無しに作るのは馬鹿な事だと思いながら音声検索を発動してみる
「言語スキル」
《・・・現在位置から検出した結果最も習得するべき言語スキルは最下級スキル<アルリア王国言語Lv1>と断定します》
《最下級スキル<アルリア王国言語Lv1>を作成します・・・》
《成功しました》
スキルを習得してからと言う物この国の言語がちょっと分かるようになってきて、さっきまではホニャララとしか聞こえていなかったけど、ちゃんとした言語だと分かるようになってきた。
「まぁそれもLv1だからあんまり詳しい事は分からないんだけどな」
そう呟きながら路地裏の方に一つの絵本があったのに気が付き、これって泥棒だよなと思いながら内心でゴメンと言いながら持ち帰って最初に居た石橋の下に帰って来て早速絵本を読んでみた。
その内容に頭を捻りながら読んでいく、何せ今のアルリア王国言語のスキルレベルは1でありまぁ効果は期待できる筈も無く、これが言語と言うことしか分からずに必死に解読を進めて行った。
が、まぁ腹は減るものでありこのままでは、餓死してしまうと思いながら大きい広場に行ってどうにかしたら何か恵んで貰えないだろうかと言う一途の望みを掛けてやってきたら炊き出しをしていた。
「これぞ正に奇跡だな」
そう言葉にしながら列に並び順番が来るのを約10分位待っていたら炊き出しをしているお姉さんに声を掛けられた。
「あらぁボク貴方も炊き出しに来たの?」
?この人は何を言ってるんだ?まぁ自分の言語スキルが低いせいで分からないんだけどねと内心思いながら料理を出されるのを待っていた。
「あぁ言葉が分からないのね!はいボクの料理よ」
そうして出された料理を持って広場の近くに腰かけて先ずは見てみるとこれは多分お粥っぽい何かだなと思いながら更に観察を続けていたらこれは日本でいうところの七草粥に近そうだなと思いながら食べてみると...。
まぁお世辞にもすっごく美味しいと言える様なものでは無く殆ど味がしないけどちょっと出汁?の味がして、まぁレストランの料理などでは無く所謂家庭料理...お母さんが作ってくれた料理に似ていたのだ。
「人も味も...場所すらも違ってるのに...何でこんなに温かいんだよぉ」
そう涙を零しながら一心不乱にお粥に似た何かを口の中にかきこんで、すっかり空になった器をお姉さんに返してから、石橋の下の帰ってその日はまだ夕暮れ時だけどその日は直ぐに寝てしまった。
多分精神耐性のせいで、自分は転生してからも悲しみを感じなかったけど内心はとてもとてもとっても寂しかったんだと思う、何せ前世での年齢は17で高校2年生まぁ今落ち着いて、記憶を見てみれば反抗期真っただ中だったけど普通の家庭の風景がそこには有って、自分もここだ自分の居場所だと思っていたけど死んで精神耐性のせいで、悲しみを感じなかったけど自分は内心寂しがっていたのかと結論付けてその日は眠った。




