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4話 夕ご飯

その日の晩


今日はエマちゃんの両親もルーカスも仕事が早く終わったようで夕食前に3人とも帰って来た。

「パパーママーおかえりなさい」

そういうとエマちゃんはとっても嬉しそうに出迎えた。

「3人ともお疲れ様 今日は早いのね」

そういうとレイアも二人を出迎えに行った。


二人とも出迎えに行ったため俺も出迎えに行く 

最近は俺もなるべく声を出してなるべく声帯を鍛えている。

「かえいー」

やはりまだうまく話すことが出来ない。

「デニスもただいま おねえちゃんの真似かな」

「そうねデニスもどんどん話せる言葉が増えてきたわね そろそろ私たちのことを呼んでくれるかな」


久しぶりに起きている俺に会えたからかとてもルーカスは嬉しそうだ


俺はまだルーカスとレイアのことをパパ ママと呼んでいない。

昼間は威嚇する目的だったがいつまでのこのままなわけにはいかない、俺も早く自分の意志を伝えたい。

だがまだうまく言葉を話すことが出来ないためパパ ママと言っているつもりでも伝わらない

これまで生まれてから、行動で自分の意志を示すしかなく 大変歯がゆい思いをした空腹や睡魔は行動をすることで意志が伝わるが、俺が前世で死んでどのくらいの時間がたったのかとか今俺が住んでいる国の名前とか分からないことだらけだ 俺が生きていたころに比べて言葉にそれほど違和感がないからそんなに時間はたっていないように感じるがとにかく早く調べたい。 


3人は帰って来てばらばらに風呂場に行く、いつも我が家は夕食の前に風呂に入るのが習慣だ。

その間にレイアは食事の最終準備をすますと先に俺の食事を済ます。


俺の食事が終わると5人の夕食だ 俺だけ食事の内容が違うためいつも食事は別々だ。

そして食事の時間になるがやはり今日あったことの話になる。

「今日は3人で公園に行ったんだけど、デニスとエマちゃんが男の子二人と喧嘩になってね。エマちゃんなんて男の子の1人を押し倒したのよ」

そうするとエマちゃんのお母さんが驚きながら

「ちょっとどうしたらそんなことになるのよ」

「ちょっと目を離したすきにそうなっててね でも怪我がなくてよかったわ」


まあ保護者として目を離すのはよくないがほんの少しだけでそうなるとは思うまい。

とても穏やかな表情でエマちゃんのお父さんは「エマは怖くなかったかい」と聞いた。

こちらはそこまで心配していないようだ。

「うん、全く怪我がなかったんだよ、それにねそれにデニスちゃんが私が倒れている時にかばってくれたんだよ」

「デニスちゃんがかいそれは驚きだね」

「そうねデニスはまだ幼いながらとってもしっかりしてるからね」


そう言われると前世が騎士だったからなのだがとても照れるだからここは返事をしておく

「こーるー」

だが「これからもがんばるー」と言いたかったのだがやはりうまく言えなかった。

「わたしはこれからもデニスちゃんをまもるー」

そしてエマちゃんが突然いうと場がかなり和やかになった。


俺的にはエマちゃんは年下のかわいい女の子なのだが、エマちゃんは俺のことは大事な妹的な存在のようだ 彼女は俺にしっかりしている姿を見せたいのだろう


そういう所もかわいいと思いつつこれからも彼女を見守っていこう、 前世で守れなかった彼女の分まで




遅くなりました。

早く元幼馴染を出したいですね

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