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2話公園にて

あれからだいたい1年が過ぎた


今日は俺とエマちゃんと母親とで公園に遊びに来ていた。

「デニスちゃん一緒にいこー」

そういうとエマちゃんは俺の手を取ると走り出した。


エマちゃんは俺の3つ上で4歳だ

子供のころの3歳はとても身体能力に差がありなおかつ俺はまだ歩き始めてそんなに長くはたっていないからついていくのがやっとだ だが俺と彼女の距離が開きすぎると待ってくれている

こんな子供に気を使われているのは精神年齢が大人である俺的にはかなり癪ではるが俺の年ではまだ仕方がないだろう。

彼女も俺より年上とはいえ4歳だ頻繁に転んぶ、そのたびに立ち上がるを繰り返していた。

そして俺は彼女よりも頻繁に転ぶ、そのたびにレイアが駆け寄ってきて立たせてくれた。

別に一人で立つことは出来るのだが、少しレイアは過保護気味なのかもしれない。

「デニスは転んでも全く泣かないわね、とても強い子だわ」

この年の子は転んだり嫌なことがあったりするとすぐに泣き出したり喚いたりするが俺は精神年齢は立派な大人なので、そんなことでは泣かない。

「デニスちゃんちゃんとついて来てねー」

とこっちを見ながら走っていると少し大きな男の子にぶつかってしまった。

「痛いなー、なにぶつかってきてるんだよ」

「どうした、いきない」

「こいつがいきなりぶつかってきたんだよ」


男の子二人がエマちゃんを囲っている。

「ご、、ごめんなさい」

さっきまでお姉さんぶっていたエマちゃんも自分より大きな男の子二人を相手に委縮してしまうようだ。

こういうときのために保護者がいるのだがちょうどレイアはさっきまでそばにいたが今はおらずもしかしたらトイレにでも行っているのだろう。

「あ、なんだよ 何言っているか聞こえないんだよ」

「そうだよ 邪魔すんなよ」

と言って男の子はエマちゃんを押し倒し持っていたボールをエマちゃんに投げようとしていた。

このままだとエマちゃんが怪我をしてしまう。

やはりこのくらいの年の子は我がままで自分の思い通りにならないと癇癪をおこす。

大人相手には全く問題ないが、その子より体の小さいエマちゃん相手ではわけが違う。

俺は急いで男の子とエマちゃんの間に割って入るとなるべく体を大きく見せようと手を広げた。

「ん、ううううう」

まだ声帯が育っておらずキチンと言葉を話すことが出来ないせい俺では男の子に全く意思を伝えることが出来なかったが今俺ができる精いっぱいの声で威嚇をする


「なんだよこのちび、邪魔すんなよ」

そういうと男の子は俺に向かってボールを投げた。

さすがに男の子と俺との距離が開いておらず俺自身まだ体が出来ていないためボールがぶつかり倒れてしまった。

だが俺は前世では騎士をしていたくらいだ魔物や盗賊と戦ってきた経験があるうまく受け身を取ることでなるべく体へのダメージ逃がすできた。

そんな時エマちゃんが男の子にぶつかっていき 男の子も突然のことで構えることが出来ず倒れてしまった。

「デニスちゃんををいじめるなー」

と叫んだ。

「おいお前、ふざけんなよ」

といいエマちゃんを押し倒そうとしたとき

「あなたたちなにしてるの!!」


ちょうどレイアが帰ってきたようで、男の子たちと喧嘩になっている姿を見て慌てて駆け寄ってきた。


「やば、逃げるぞ」

「おお」

というと二人は慌てて公園の出口に逃げていった。


「エマちゃん デニス大丈夫?」

俺たちのそばに急いで駆け寄ってくると急いで俺たちに傷がないか確認した。


「わたしは大丈夫だけど デニスちゃんが」

と言われエマちゃんに怪我がなさそうだったので俺の様子を見た。

「デニスは怪我はない 大丈夫?」

と言われ俺自身うまく受け身を取ったおかげで全く痛くなかったため俺は首を縦に振った。


さすがにこのようなことがあった後長いするのもどうかとなり今日は早めに家に帰ることとなった。レイアは俺を抱きかかえたとエマちゃんと手を繋いだ、本当は早くきちんと歩けるようになりたいから自力で歩いて帰りたかったがそうなると時間がかかるためそのまま抱きかかえられたまま帰るのであった

自分で書いていてなんですが、この世界の公園治安が悪ですね

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