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135話 突然の訪問

夜はエマちゃんが部屋に来ると言っていたので、部屋でおとなしくしている。

普段のこの時間は学園の宿題をしたり、レットやエマちゃんの部屋に行ったりしている。

別に毎日同じ人と一緒にいるわけではないがだいたい誰かに誘ってもらえる。

二人は俺のことを気にかけてくれているということとに改めて感謝をしないと行けないな。

陰で二人に感謝をしていると部屋の扉からノックの音が聞こえてきた。

エマちゃんがノックするなんて珍しいなと思いながら扉を開ける。

すると外には俺の想像していなかった女の人が二人いた。

「え、あの、その」

俺はなにを言えばいいのか分からず口ごもる。

別に人見知りをしている訳ではない。

エマちゃんがいると思って扉を開けたら大人の体の大きな人がいて頭が混乱してしまっただけだ。

やっぱりエマちゃんは成長が早いとは言えまだまだ子供だ。

大人と並んだらまだまだエマちゃんは小さいのだ。

まあ今の俺の体の大きさはそのエマちゃんよりさらに低いから並んだらかなりの差が出来ていた。

「夜分遅くに申し訳ありません。失礼します」

俺が何をすればいいのか分からずにいると女の人達は中に入ってきた。

本当になんなんだと相変わらず俺の頭は混乱している。

「デニスちゃんどうしたの。この人誰」

混乱しているうちに中にいたカミラが入ってきた人に驚く。

「分からない」

本当に俺も分からない。

なんでこんなことになってるんだろう。

俺とカミラが混乱している。

「今日はエマ様から言われてきました。デニス様はこちらにお願いします」

なるほど、エマちゃんがこの人達を呼んだのか。

言葉の意味を理解しているうちに女の人達が俺のにメジャーを図り始める。

その動きに全く無駄がないな。慣れているなと思っているうちに終わった。

本当にいつの間にこんなことになったのか分からない。

「ではこれで以上になりますので」

結果なんでこうなったのか分からないうちに女達が部屋から出ていった。

扉が閉まったところで俺とカミラは二人で顔を見合わせた。

「ルーク今のなんだったの?」

「分からないカミラ」

結果二人で何があったのか分からなかった。


俺は階段を駆け上がる。

目指す部屋はもちろんエマちゃんの部屋だ。

ドタバタと音を立てながら階段を登ると扉をノックした。

いつもは中からの返事を待つのにそこまで気にならないが今はこの少しの時間がもどかしい。

少しすると中から「はーい」との声が聞こえてきた。

声が聞こえてくるとすぐに扉を開ける。

すると扉を開けると中にいるはずのエマちゃんを探す。

どこにいるのか探すと椅子に座ったエマちゃんを見つけた。

「あれ?デニスちゃんじゃない。早いね、もう終わったんだ」

エマちゃんは驚いているが、驚いている理由は俺がもうここにいることにだった。

「その言い方あの人達のこと知ってるんだね」

いきなり入ってきた女の人はエマちゃんに言われていたと言っていた。

そして今のエマちゃんの言い方絶対うにエマちゃんの差金だ。

「うん、デニスちゃんに私のお願いを聞いてもらおうと思って」

エマちゃんは当たり前のように言う。

お願い?一体いつのことだろう。

「エマちゃん。デニスちゃんに何をさせるつもり?服を作るみたいだけど」

少し遅れてカミラが部屋の中に入ってくる。

「デニスちゃんには私のお供をしてもらおうと思って」

え・・・・?どう言うこと

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