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世界がゲーム仕様になりました  作者: 矢崎未峻
19/71

本日の予定

本日中にもう一話上げようと思ってます!

この話は短くなってしまったので笑

 やあ、おはよう。今日も天気が良く、元気にモンスターが飛んでるな。


「夢であって欲しかった」


 つまりはまあ、そういうテンションだ。ついでに眠い。こういう時は


「二度寝に限る・・・」


 というわけで寝直そうと50クルドの部屋の硬いベッドに潜り込んだ。

 良い感じに睡魔が訪れて俺の意識を夢の世界に連れて行こうとしたあたりで、部屋の扉が開いた。


「優、そろそろ起きろ。朝飯食いに行くぞ」


 雅人の登場だ。


「・・・二度寝する。朝飯はいい」


「待てコラ、寝るな!あんまりふざけてると怒るぞ?」


 こいつが怒るのは嫌だな。めちゃくちゃ怖いし。


「・・・分かった、起きる」


「よし、食堂で待ってるからな」


 起き上がりながら頷いて着替え始める。   

 といっても服の替えはないからシャツとパンツだけの状態から制服を着るだけだが。

 一応タダで洗濯できる場所があったので乾燥込みで洗濯したから綺麗なはずだ。

 しかし、同じ服ばっかりはマズイよな〜とくに女性陣2人にはキツイだろうし。


「よし、今日はみんなの家を回るか」


 そんな決意と共に食堂へ向かうと、既にみんな集まっており、朝食は4人分用意されていた。

 加耶と雅人は先に食べている。白亜は寝ぼけているのか目をこすりながらボーッとしている。


「あ、万年寝不足。おはよう」


 とまあこんな具合に朝は必ず機嫌の悪い加耶から辛辣な挨拶を受けた。


「おはよう。酷い言い草だな。ぐうの音も出ないけど」


 どうやらこのパーティ、雅人以外は朝が弱いらしい。

 いや、白亜はまだどうか分からないな。まあ、今のところそう判断するしかないって感じだ。

 のんびりとした朝食の時間が終わり、食後の休憩が始まったあたりで、切り出す。


「今日はそれぞれの家に行こうと思う。もちろん、1人ずつ順番にだ」


「理由聞いてもいいか?」


「まず圧倒的に色々なものが足りない。服とかそういうのな。あとは家がどうなってるのか純粋に気になる」


「なるほどね。私はそれで良いわよ」


「同じく。ていうかオレも気になる」


「うん、私も良いよ」


「それじゃ、決まりだな。30分後くらいにまたここに集合で」


 てな訳で部屋に戻ってきました、と。

 準備なんて、ほとんど無いんだけどな。せいぜい防具着けて武器確認したら終わり。

 一応端末に何か新情報とか無いかを確認してからまた集合場所に向かった。

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