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フランケンシュタインのノスタルジー

秋深き山の遊歩道は紅葉色に染まり、雲ひとつない澄み切った青空の元、私はただ一人散歩をしていた。道にはコンクリートの硬さがなく、足に程よいふみ心地を与えてくれていた。傍に見える湖は山の紅葉を鏡のように写しながら、太陽の光を受けきらめいていた。風がそよぎ、葉が心地良い音を鳴らすと同時に、水面もまた優雅に揺れていた。

私は此処で、夢から覚めた。夢というよりも回想と言った方が良いのかもしれない。あの景色は一体何だったのだろうか。私は一度もあんな所には行っていない。感じたこともない。なのに、何故か知っている。この古い旅行雑誌を見ると私のものではない記憶が蘇ってくる。この旅行雑誌は、確か私がフランケンシュタインになる前、購入したものだ。当時はこの雑誌の表紙を見て、行ってみたい程度の感情しか抱いていなかった。だが今はどうだ、ノスタルジー、郷愁などといった感情が溢れてくる。

この感情は一体なんだ?私は何故、この表紙に、この紅葉に、そんな感情を抱いている?私の中のこの記憶と感情は誰のものなんだ?

そんな問に答を出せる訳もなく、疑問とその雑誌の表紙だけが私の頭を飛び交っていた。

こんばんわ、サンプルさんと申します。

今回の話の冒頭に出た景色の描写はどうでしょうか。これでも私なりにうまく書いたつもりですが、それは単なる自己満足にしかならないので、読んでくださっている方に綺麗な景色を思い浮かべていただけるか心配です。

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