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曲がり角隆  作者: ROT
1/1

出会い

この作品は「曲がり角隆」を独自の解釈を入れて小説化したものです。

気になったら『World Maker』というサイトで見れるのでよかったら見てください。

俺の名前は曲がり角隆、ただの一般人だ。

ドゴォォォォン!

「爆発音⁉」

「ずらかるぞ!」怪しい連中だ。

おそらくリーダーだと思われる男を俺は追いかけた。

「おい」

「チッ!」声をかけた瞬間、男は一目散に逃げていった。

仕方ない、この力はあまり使いたくなったが、

【曲がり角スラッシュ】

直角に曲がる斬撃が男の肩を切り刻む。

「ぐっっ!」

男は肩を抑えてうずくまる。

『一回目は殺さない』それが俺のポリシー。

「次は無いぞ」

あとは残党だな。

「にしても、最近は事件が多いな…」

「見ろよあれ」「ちっ」「能力者かよ」「どうせ俺らのこと見下してんだろ」「ブーブー」

これだから能力は使いたくなかったんだ。

この世界は非能力者が約97%を占める。

能力を持つ人間はごく一部。

非能力者の嫉妬や妬みによって能力者は忌み嫌われていた。

俺にもきっと報われる日が来るさ。

自分を信じろ!曲がり角隆!

「おい」

声が聞こえたほうを振り向くと、そこには見知らぬ男がいた。

さっきの連中の残党か?

「誰だ」

道連理音(みちずれりおと)だ」

道連理音と名乗る男はこう切り出した。

「曲がり角隆、君に話があるんだ」

こいつ、なんで俺の名前を?

「なんだよ」

「俺と仲間にならないか?」

「は?」

「お前となら世界を変えられると思ったんだ」

「お前は俺に何をしてほしいんだ?」

「まずは四天王の撃破」

「四天王?」

「四天王とはこの世界を支配している組織の幹部四人だ」

「噂によると能力者の大半はこの組織に所属しているらしい」

「次に君にはその組織のボスを倒してもらいたい」

「そうすれば世界が平和になると信じている。どうだ?曲がり角隆」

正直怪しすぎる。だが、世界が平和になるという言葉が俺は気になった。

「まずは四天王ってやつを倒せばいいんだな?」

「協力してくれるのか?」

「ああ」

「ありがとう。曲がり角隆」

「よろしく。道連理音」      続く

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