表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
誤字前に服用下さい  作者: 氷室 健一
Ⅰ 言い回しについて
15/19

15.【番外編・描写 興奮して鼻血が】について

二日続きで描写ネタです。


刺されたり、斬られたりした人物が口から血を吐いて倒れる。

良くある出血シーンですが、必ずしもそうはならない事もあります。


壊れた・切られた血管が太いか細いか ~ 動脈なのか、末梢血管・毛細血管か

血管の壊れ具合が激しいか僅かなものか ~ 完全な切断・破壊か、部分損傷か

心臓に近いか遠いか ~ 血流量が多いか、少ないか

大体はこれらによって左右されます。(これら以外の要素もありますが)


口と繋がっている器官や臓器が損傷した場合に口から血を吐くのはあり得ますが、その他の箇所、下腹部や脇腹を刺される、腕・脚の切断等では口からの出血には至らないと思います。


腕や脚が斬り落とされる、吹き飛ばされる等で身体から完全に分離されたなら

分離箇所の身体側から大量に出血します。

(動脈を含む太い血管が破壊・切断されますので大出血は必至です)


鼻から両肺までの気道・気管、或いは食道が負傷すれば鼻か口から出血します。

特に肺の場合は鮮血が出たり、暗黒色の血液だったり、破壊・切断箇所によっては大量出血になります。


胃から下の小腸・大腸が損傷した場合は口からではなく、お腹の中に出血が溜まるか肛門から出るかになります。


口からに限らず、噴水の様な出血の発生は、斬られる・撃たれる・吹き飛ばされる等により、動脈が破壊・切断された時に起こります。

ストーリーの演出上オーバーな描写で 出血大サービス にしているのは止む無しかと。


尚、出血ギャグマンガの元祖と言えるのが「鼻血ブー」。

ギャグ漫画家 故・谷岡ヤスジさんではないかと。検索してみて下さい。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ