彼女の名は
短いです。
「1stー1%」
あれからさらに30分が経ち、解析が完了した。
そろそろ、ログイン時間の制限がせまってきているが、一度ログアウトしてしまうと別のところへ飛ばされる懸念があるので、可能な限りやってみることにする。
「5thー50%ー予測演算」
同じ模様がある2ヶ所に手を置くと、何かが体から抜けていくのが分かる。
すぐにそれも止まり、門が少しづつ開いていく。
中はまさに暗闇の状態だが、
「行くか」
中へ一歩踏み入れた。
side???
彼女はただ一人そこにいた。
他にも友人が二人いたが、いつしかいなくなっていた。
四肢は鎖で巻かれており、そこからあまり離れることができなかった。
ただ、この鎖がなくともここからは出られないだろうが。
ここにいると、自分が別のものに染め上げられていくことがわかる。
だが、幸いなことに彼女の魔力量はかなり多く、今のところは先に魔力を奪われる量と回復する量が拮抗しているが、いつかは奪われるだけになるだろう。
「元気かなぁ」
遠いところにいるたった四人の信徒。
彼女は彼らとの思い出を夢見続ける。
それが偽りだと知っていても。
終わりが来るまでそれが続くと思っていた。
彼女の名はリメア・クリス
最上位神 賢ノ神 リメア・クリス である。
主人公が解析した魔法陣
通常は、一ヶ月以上かかる想定。
ダミーの数が凄まじく、ダミーとダミーが組み合わさって発動する効果もある。