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怪奇の夜明け  作者: 望月響
旅の始まりはいつも家の前から。
20/51

閑話:ありすの夜並木高校探訪記

読みに来てくださりありがとうございます。短い駄文ですが楽しんでいってくれると嬉しいです!

 二人は行ってしまいました。いつも少なくとも二人でいましたから、こういう一人の時間は初めてですね。


 「ん~っ!はぁ…」


 なんだか変な気分です。さみしさとも孤独感とも違う不思議な感覚。空虚感っていうんでしょうか。今何をしても無駄なような。何だが本当に変な感覚です。


 「ふわぁ…。最近はずっと冒険三昧でしたからね…。たまにはゆっくりしましょうか」


 ゆっくりと教室を出て校内を歩きます。いくつかの教室の前を通り過ぎて、特別教室のある方に向かうと、三階には食材さえあれば料理のできる調理室や学校でしか見たことのないでおなじみの被服室なんかがあります。


 「歩きなれた学校でもひとりでのんびり歩くと景色が違いますね…」


 階段を上って四階に行ってみましょうか。あんまり自分の教室よりも上にはいきませんから、ちょっと目新しいかもしれません。

 そんなこともありませんでした…通常教室の方はいつもの景色ですね。あんまり代わり映えがありません。でも、上の階がないのと木より高いのも相まってなんだか開放感があります。四階の特別教室といえば…

あぁそうです。図書室がここにありますね。過去の高校生…って言っていいんですかね。その人たちが置いていったリサイクルの本が詰め込んであります。珍しいことといえばその人たちがいなくなる時に置いていった教科書とか、まとめられたノートとかのコーナーがあることですね。定期テストではお世話になりました。

あとは、音楽室があります。こんな事態じゃなければみんなでカラオケ大会とか開いていましたね。カスタネットとかトライアングルとか、あとは木琴とかピアノとかはありました。でも、あんまり使われてるとこは見たことないですね…

 上がってきた階段に戻りましょう。あ、そういえば4階には屋上に上がれる階段がありますね。でも…アニメと漫画以外で屋上が解放されているところ見たことないです…

彼氏と一緒に屋上ご飯とか、屋上で告白とか見たことも聞いたこともありません…なんでしたっけ…


「屋上はね~大体、柵と遠景描いときゃいいからさ~?少なくとも大量の机とか背景の人間書かなきゃいけない教室より楽なんよ」


って結衣が絵をかきながら言ってたような気がします。すっごい夢のない話です…。

でもだからこそ卒業アルバムの写真とかで屋上を希望する人が多いんでしょうね…。青春の一ページって感じは確かにするかもです。


2階にはあんまり特徴はありませんかね…。しいて言えば教室三つ分くらいの広さを持つ大きな部屋があるくらいですかね…?ドッジボールとかできそうです。これもともと何だったんでしょうか…?あ、そうだ。特別教室のほうになんか大層な防音室がありましたね。なんなんでしょうか…?


一階は結構大きめの下駄箱がありますね。典型的な高校って感じです。ちょっと別の方に目を向けるといつも行っているでおなじみの校長室があります。校長室って空いていても学校生活で訪れることってそんなにない気がします。なんか怖いですし。校長室に呼ばれた日にはとりあえず何をやらかしたかと一旦心に聞きますよね…。


でも、えっと推薦とかで大学入試をする人って結構来たりするんですかね。私もそろそろそういうこと考えなきゃいけません…このまま異界が消えなかったら考えなくていいんですかね…?それはそれで嫌な気がします。でも数学苦手なんですよね…おかげで内申が数学のせいで大変なことに…あはは…


あ、そうだ。一階にはもともと運動する人専用だった、ちょっとおっきめのシャワー室がくっついてるんです!男女分かれててそれぞれ4つずつ個室がある感じですね。ちょっとシャンプーとかはないので家から持ってきたりしなきゃいけないですけど…それでもすっきりするのでかなりありありのありです。

…夕方くらいの時間は混みますし今入っちゃいましょうか…。


 ふぅ…すっきりしました…。洋服の替えはないんですけど汚れないんですよね…不思議です。異界の特性なんですかね?

 …はぁ。一人探訪で2時間くらい時間潰しましたけど全然帰ってきません…図書室から本もらって暇をつぶしましょうかね。読む本は…そうですね。『古事記』とかにしましょうか。日本神話はなんだか読んでいて楽しいですし。

 

 あちゃあ…読んでたら軽く5時間くらいたっちゃいました。やっぱり『古事記』はいい本です。現代語訳無いとそもそも読めませんけど…。

 あれ。おっきな足音が…?静かに本くらい読ませて…


「わああああああああ!ありすぅううううう!!」

「わぁ!?なんですか!?」

「こわかったよぉおおおおおおおおおおお!」


読んでくださりありがとうございました!

よければ忘れないうちに評価をお願いいたします…

してくださるとめっちゃ喜びます。

気に入っていただけてお時間があったらで構いませんので感想やブックマークもぜひお願いいたします!

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