序章 森を抜けて着いた街での問題事
序章 林を抜けて初めての村へ着いて
作者 バビロン
ぁぁ~、やっぱお茶うめぇ。くつろぎに丁度良い
てか、この茶ホントに美味しいな。飲んだ事無いぞ?
等と言っている俺であった、さてさて何故今この状況になっているのかと言うと、説明しよう。
つい先程━━━━━━俺が林を抜け、村へ歩いていると、一人の村人が此方に向けて走ってきたのだった。
その村人と思わしき人物はどうやらこの村の住民らしく、村に訪れた俺を快く歓迎してくれたのだった。
いや、そこまでは良かった。いや確かに歓迎してくれるのは良いのだが・・・・・・・・・・・・
一つ、理由があった。いやー、理由っつうか・・
どうやらこの村は最近旅人が来なくて、村の依頼を旅人に頼めなかったそうだ。
そこで俺がこの村を訪れると、ある問題を抱える羽目になってしまったのであった。
その問題というのが、・・「村に滞在中、下級魔獣の討伐を御願いしたい」・・という事だった。
ぇ?魔獣?デカイ奴とか無理だからね?そこまで
体力ないからね?とか思ってると。暫く黙ってた相棒のリーブルが《マスター、この周辺の魔獣は
危険性゛大゛です。下手をするとマスターの命に害を重大に及ぼします。》とか、言い放ったのだった。は?いやいやいやいやいやいやいやいや
?それもう死ぬレベルだからね?
そういっていながらも仕方なく、その依頼を受けて再度考えて、魔獣討伐の依頼を途中で断ろうかとしたら
「まっさか!、旅人とあろうも方が魔獣討伐程度が出来ないとか、あり得ませんよね?」と反論してきた。
は?コイツ等、俺の心でも読めるのかい?
嘘ダロ?ぇ?嘘だよね!?
しかし、どうにもそれは事実らしく、村人達が
仕方なしと 何やら棚から袋詰めされた物を机に出して、こう言い放ったのだった。
「旅人さん、本当に御願いしますから。受けてください。」と村人全員が俺に頭を下げてくるので
仕方なく俺はその依頼を嫌々うけることにした。
そして、俺の前にある机だが、そこにあるのは
袋詰めされた物。それがなんなのかというのが
結構わかってくる、恐らく━━━━金だ。
まあ、金はどこの世界でも共通認識として高価な物だからね、当然この世界にもある。
そして袋詰めされた物の中身を確認していくと
中身は━━━高価過ぎることに、金貨その物だった。
果たして、この金貨に相当する依頼なのか、それもあやふやである。
そして、コレが金貨以上の高価な依頼になるとも知らずに受けてしまうのだった。
と、コレがこの村に着いてからの突然過ぎる事の
顛末であった。
そして、俺は今村人から出された茶を飲んでいた
長旅で疲れたしね。・・・・・ってこの茶、結構
旨いな。
しかし、まぁ。一応俺の装備を確認するぞ?
装備 頭 無し
胴 革の鎧 (レザーベスト)
腕 鉄巻き(メタルモドキ)
腰 革の鎧 (レザーベスト)
足 鉄巻き (メタルモドキ)だった。
いやぁ~・・・・・・・ちょっと難しいなぁ~?
否、訂正しよう。超絶難易度が高い。高すぎる。
やばすぎるだろ!?魔獣相手に革シリーズとか!?
するとリーブルが《そうですね、確かにそれでは
マスターの死亡率がほぼ91%ですね。》と言い放ったのだった。
91%ねぇ・・・・・・・・・ふーん・・・・・
はぁ!?嘘だろ!?やばすぎるよね!?
コレちょっと難易度高すぎる、無理ゲー。死ぬわ
・・・・・・・・・・・・・・・帰りたい・・・